その箱が自宅に届けられた時、あまりのデカさと重さに「どうしてこうなった!?」と笑ってしまった。
おせんべい・おかきの老舗 もち吉の『壱万円 金の福袋』は、オンラインショップでの限定販売。入っている商品の総重量は……驚きの5.7kg!
せんべいが約6kgも入ってるってどうかしてるだろ! っていうかそもそもの話、もち吉ってそんなに商品ラインナップあるのかよ!?!?
・重すぎ注意
こちらが我が家に届いた『壱万円 金の福袋』。価格は名前の通り、税抜1万円。
毎年恒例となっている人気商品なのだそうで、公式サイトでは発売と同時にサーバーが落ちていたし 翌日には売り切れていた。
フタを開けると箱にジャストサイズの金色の袋がはめ込まれており、その中にミッチリと商品が詰まっている。
箱のままではサイズがわかりにくかろう。ここは筆者が力の限り袋を持ち上げてみせよう。
よっこら……
とりゃっ!!!!
はいっ、サイズ感はこんな感じです!
ご覧の通り隙間なく商品が詰め込まれていて、たぶん一度取り出してしまえば元通りにすることは不可能。
コレを考案したもち吉の担当者、悪ふざけっぷりもヤバければ パズルの才能も有り余ってるな。さてはテトリスの達人か!?
・全部出してみた
福袋の中に入っていたものを一旦全部取り出してみよう。商品名は以下の通り。(価格は全て税込み定価)
・かるかき(280円)
・豆乃餅 詰替パック サラダ味(590円)
・ぬれ味千 詰替パック しょうゆ味(価格不明)
・特撰詰合せ びろうど(3500円)
・干支煎 祭(2160円)
・あられクランチチョコ(1200円)
・夢手箱 詰合せ(1000円)
・餅のおまつりこまち(600円)
・ちーずふくもち(価格不明)
・アーモンド餅(280円)
・果樹の実(650円)
・ちょこあられ ギフトセット(1200円)
・ふくよか餅 六分缶(1200円)
・絶品キャラメルアーモンドおかき(800円)
・いかの甘辛焼き(価格不明)
・牛乳かりんとう(価格不明)
ふぅ……。
リスト化するだけでも疲労感を感じるほどに大量のおせんべいとおかきが入っていた。
パッと見るだけでもキャラ被りが少ないし全部美味しそうだし、せんべいの可能性 無限大かよ!?
せっかくなのでどれかひとつ食べてみようかな。ってことで目に留まったのが「干支煎 祭」。
おめでたい感じがするし、年始限定っぽいから今食べるのが一番幸せな予感がする。口コミによると、お年賀の挨拶用に重宝されている商品なんですって!
包装紙を剥ぐと、銀色の缶が出てきた。
そうそう懐かしい、昔おばあちゃんの家にこんな感じの缶がよく置いてあったな。
入っていたのは「餅のおまつり」や「ちからこぶ煎餅」など、もち吉の主力製品たち。
餅のおまつりはよく食べていたけど、ちからこぶ煎餅は初めて見た。
なるほど手焼き風のおせんべいなのね。パリッとした食感とほどよい塩味、シンプルイズベストって感じで何枚でも食べられる美味しさだぁ!
よく見るとおせんべい以外にも小箱が入っていて、
何かと思えば辰の箸置きじゃないか! 縁起よくてバイブス上がるぅ!!
後ほど調べたところによると、「波佐見焼」という長崎県の陶磁器の作品らしい。お値段以上の価値を感じるなぁ。
──あぁ、まんぞくまんぞく。
こんなにたくさんのおせんべい、独り占めすれば数カ月は楽しめるし、近所や親戚に配ってもまだいっぱい残りそう。本当にお買い得だな。
そんなことを思いながらカラの袋を眺めていると……つい魔が差してしまった。
もち吉の福袋、成人女性が余裕で入れるサイズでした。現場からは以上です。
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
▼配る用の手提げ袋もいっぱい同梱されていた。もち吉の心遣いが天才過ぎる件について
▼上から見る福袋、美しいな
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