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ケニアの子供の「お誕生日会(家でやるやつ)」はこんな感じ【カンバ通信】第346回

2023年12月26日

ジャンボ〜! ケニア・ナイロビ在住のタクシー運転手、チャオスで〜す。


リクエストボックスに届いた質問に目を通していると、「誕生日や結婚記念日など特別な日をどうやって祝われてますか?」「親しい人のお誕生日会は行いますか?」など、お誕生日に関する質問が多く寄せられてることがわかった。


ちょうど2ヶ月前の10月12日に撮った写真がスマホの中に入っていたので、同日に5歳のお誕生日を迎えた次女(デイジー)の「お誕生日会」の様子をお届けしようと思う。

・1歳〜15歳まで親たちは祝う

まず基本知識。ケニアでは1歳から15歳まで、お誕生日のお祝いがある。もちろんその後もお祝いがあるっつったらあるんだが、15歳までが「子供のお誕生日」という感じだな。


親たちもまた、15歳までは子供の誕生日をお祝いして、子供が生まれた日のことや、これまでのことを思い出す。子供の成長。感慨深いものがあるよね。


さて、ウチの次女デイジーのお誕生日会はどうだったのかというと……


まず次女は事前に「2人だけお友達を家に呼んでいい?」とお願いしてきた。もちろん親であるオレと妻の答えは「YES」。我が家で「お誕生日会」が開かれることが決定した。


お誕生日会当日。オレはケーキを買いに行った。あれこれ迷って「これお願いします」と男の店員さんにお願いすると、「お誕生日用かい?」と聞いてきた。


なんでもケーキに名前などを書いてくれるらしい。それは嬉しい。是非ともお願いします。ちなみに価格は800kes(約735円)。わりと高いが、お誕生日会なのでオッケーとする。


家に帰ると、すでに2人のお友達は家に来ていた。そして「さあ、ケーキだよ」と差し出すと、子供たちは大喜び。


そして、2人のお友達は、


ハッピバースデー、トゥー、ユー♪


ハッピバースデー、トゥー、ユー♪


と歌い始めた。いい子たちだな。



ケーキを箱から出すと、「すごい!」「なんて美しいの!」と、またも大喜びの子供たち。800kes(約735円)のケーキにしてよかったぜ……!


んで、ケーキカット。


子供に包丁は危ないので、妻がサポートしてカットしたのだけれど、そのカットの最中──


お友達がキレッキレのダンスを踊り始めたではないか……!


すっごいキレッキレなんだが……!


さては、このキレに惚れたな、次女……!



その後は、みんなでケーキを食べて……


「おいしい」「おいしいね」「甘くておいしいね〜」と、なごやかに談笑して会は終了。


ま、ケニア(カンバ族)のお誕生日会は、こんな感じだな。


それにしても、すごいダンスだった。クワヘリ!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

リクエストボックスに質問などを送ってもらえるとチャオス喜びます。よろしくお願いします!

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