先日、出先であるガチャガチャのお店に立ち寄った時のこと。いろんなガチャがあるな~、と思いながらラインナップを眺めていると……なんだかめちゃくちゃ見覚えのあるデザインが視界に飛び込んできた。
ガチャのタイトルは「米袋」。どうやら米袋柄のバッグが入っているようだ。タイトルもデザインも米袋すぎて思わずニヤッとしてしまった。
しかも筆者が住んでいる新潟の米袋が2種類もラインナップされてるじゃないか。これは県民として是非ともゲットしておかなければ……!
・挑戦
ラインナップを見てみると、ガチャには全部で5種類の米袋が入っているようだ。価格は1回400円。
今回狙うのは一番大きくピックアップされている「新潟の米(特大サイズ)」と……
よく見ると小さく「新潟産」と書かれている「コシヒカリ(中サイズ)」。
コンプリートを目指すわけじゃないし、5回くらい回せばいいかな? ということで、2000円を用意してさっそくガチャのハンドルを回してみた。
1個目!
新米!!
2個目!
無洗米!!
3個目!
新潟の米!!!!!!!!!!
4個目!
田林(たーりん)米店!!
5個目!
新米!
結果!
コシヒカリ、出ず!!
被りが1種類しかなかったのは引きがよかった方だと思うけれど、残念ながら新潟の米袋をコンプリートすることはできなかった。しかも新潟の米は同行していた友人(not新潟県民)に代理で1回まわしてもらったら出てきたものである。
ダイソーのバスボールガチャの時にも思ったけど、物欲か? やっぱり物欲が強すぎたのがいけないのか???
新潟県民を象徴するようなバッグを5枚も手に入れられたのは嬉しかったけど、米に負けた気がしてなんだか悔しい気持ちも抱えたままお店を後にしたのだった。
・こだわりが詰まった米袋
ところでこちらの米袋、よく見てみると各所にこだわりが詰まっている。裏側のデザインまで忠実に再現されていたり……
袋によってサイズが違っていたり。実際の米袋も容量によっていろんなサイズがあるよな。
ちなみに筆者は「新潟の米」以外の米袋には見覚えがなかったのが、それもそのはず。
「新潟の米」は「新潟米」と書かれた米袋がモデルになっていると思われるのだが、その他は全て発売元の「ターリン・インターナショナル」さんのオリジナルデザインらしいのだ。
普通にスーパーで販売されていそうなデザインなのに、何度検索してもモデルと思われる米袋がヒットしなかった。
てっきり「田林(たーりん)米店」っていうお店も実在するのかと思ってたけど、そういうことだったんですね。小ネタが光っている。
デザイナーさん優秀すぎないか……ここまでいろんな存在しない米袋のデザインを作れるの、すごい。
・米、入ります
ちなみに、この米袋には実際に米を入れることができるそう。最大サイズの「新潟の米」は5kgまで、他の米袋は2kgまでの重さに耐えてくれるそうだ。
薄手でかさばらないうえにしっかり耐久力もある実用的な米袋。お米を買う時には、是非お供してもらってはいかがだろうか。
それにしても、今回も物欲に負けたチャレンジになっちゃったなぁ……今度こういう企画をする時は心を無にする修行を積んでから挑もうと思う。
参考リンク:ターリン カプセルコレクション
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.
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