2023年11月9日、ロックファンに激震が走った! あの世界的ロックバンドの「エアロスミス」が鳴門鯛焼き本舗とコラボレーションするというのだ!! マジでこのニュース、2度見したぞ!
楽器メーカーやオーディオメーカー、ファッションブランドとのコラボならわかる。しかしながら、エアロがコラボした相手はたい焼き屋! なんでやねん!! というツッコミを入れつつ、11月11日に発売が始まったりんご餡の鯛焼きを買ってみた!
・エアロの鯛焼き!
エアロは大の日本贔屓としてよく知られており、国内にファンも多く、バンドと日本のファンは相思相愛関係にあるといっても過言ではない。バンドのボーカル、スティーブン・タイラー氏は鯛焼きが好きで、「日本の神秘」と称して、ライブ前に10個も食べたという逸話もある。
そういう私(佐藤)も、エアロのロックを聞いて育った日本のファンのうちの1人。20歳頃に彼らの作品をよく聞いていたものだ。アルバムでいえば10枚目の「パンプ」や11枚目の「ゲット・ア・グリップ」。1998年のSF映画『アルマゲドン』に使われた「ミス・ア・シング」も聞いたなあ。懐かしい!
さて、エアロ仕立ての鯛焼きはどんなものなのか? 販売店のひとつである。新宿3丁目のお店に来た。純和風の店構えと、ロックバンドが結びつかないのだが……。
コレは!? マジで鯛焼き屋にエアロがいるッ! 冷静に考えれば不自然なのに、割と馴染んでしまっているじゃないか。これも日本贔屓の彼らの成せる業なのか!?
鯛焼きは1個税込300円。2個買ったら、キャンペーンページのQRコードが記載してあるカードを2枚もらえたよ。ちなみにこのコラボはバンドのオールタイムベストアルバムのプロモーションの一環とのことだ。
バンドロゴの描かれた包み紙から出すと、見た目は普通の鯛焼き。バンドロゴ型の鯛焼きだったらもっとうれしかったけど、あのデザインの焼き型を作るのは難しいかもな。
半割にすると、中には餡子がぎっしりだ。ほのかに甘いりんご香りが漂う。寒くなってきたから、ホカホカの芳ばしい香りがたまらんですな。
薄皮で表面サクッサク! 餡子のホックリとした食感が際立っている。ウマい!
日本レーベルの公式X(Twitter)によると、発売からまだ数日しか経っていないのに、完売(12月に再販予定)になったお店も出ているのだとか。エアロの人気もさることながら、これは純粋に美味しい鯛焼きである。また食べたいもの!
ということで、バンドのファンの皆さんも、鯛焼きファンの皆さんも、ぜひ一度ご賞味あれ。なお、私の好きなエアロの曲はアルバム10枚目の1曲目「ヤング・ラスト」である。
・今回訪問した店舗の情報
店名 鳴門鯛焼き本舗 新宿3丁目店
住所 東京都新宿区新宿3-14-17
時間 10:00~23:00
参考リンク:ユニヴァーサル・ミュージック・ジャパン、日本レーベル公式X
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼2018年のハロウィンで鯛焼きの被り物を着けるタイラー氏
▼発売から3日で完売してしまうお店も
「エアロスミス×鳴⾨鯛焼本舗」のコラボたい焼きですが、大好評・大反響をうけ完売となっているお店もございます(こちらの写真は新橋駅前店です)。完売の場合はご了承のほどよろしくお願いいたします。https://t.co/rlA1dJ582P https://t.co/QCJIrXOTp2 pic.twitter.com/xl2D8BRX3u
— エアロスミス / AEROSMITH 日本レーベル公式 (@aerosmith_japan) November 13, 2023