銀座にワークマンの新業態「Workman Colors(ワークマンカラーズ)」が誕生した。ワークマンならではの機能性ではなく、デザイン性を重視した店舗なのだとか。「ワークマンはルーツを忘れてしまった」と語る佐藤記者がますます怒り出しそうで心配である。

それはさておき、今話題のスポットなので1度は見ておくべきだろう。ってことで、東京メトロ・銀座駅から徒歩1分の場所にある商業施設「EXITMELSA(イグジットメルサ)」にやってきた。同施設の5階にワークマンカラーズがあるのだ!

・ワークマンカラーズ

ワークマンは一昔前までバリバリの作業服屋だった。そんなことを言っても誰にも信じてもらえないくらい、ワークマンカラーズはキラキラしていた。しかも日テレ「ヒルナンデス!」が番組収録に来ているではないか……今までのワークマンでは考えられないことである。

先に述べたように、ワークマンカラーズは「機能があるから」を言い訳にせず、デザイン性だけでも売れる店舗を目指したという。機能はステルス(隠して)、デザイン勝負ってこと。マネキンたちもやり過ぎなくらいド派手なファッションに身を包んでいた。



・ワークマン女子

商品ラインアップは、ワークマン女子とほぼ変わらないという。そういえば「ワークマンプラス」で販売している商品は「ワークマン」でも買えると聞いたことがある。店内ディスプレイが違うだけで、中身はほとんど同じだそうだ。

ワークマンカラーズ・女子では、プロ顧客向けのワークウェアや作業用品の取り扱いはなし。ターゲット層の20〜30代を意識し、明るい色の商品を店舗入口側に多く配置している。ワークウェアがある気配は1ミリもない。

つまりワークマンのカジュアルウェアをマネキンたちを使って明るく楽しく表現したのが、ワークマンカラーズである。カジュアルウェアがメインとなると、近隣にユニクロやGUもあるので今後の行方も気になるところ。

ワークマンをよく知っている方なら、店内を見て回って特に驚くことはないだろう。ただ担当者曰く、クイック・レスポンス生産(中国の工場で発注して4週間で納品可能)を採用して、トレンドの素材やカラーを取り入れた商品も置いているらしい(テレビ取材中で確認できず)。



・人気商品

ちなみに人気商品は女性用の保湿下着だという。ファンケルから「セラミドヴェール」なる保湿成分素材の提供を受けたキャミソール(980円)や8分袖ラウンドネック(1500円)が置いてあった。さすがに買わなかったが。

あとはシューズ、バッグ、ゴルフなどなど、いつも通りのワークマン商品が揃っていた感じ。

人気商品を購入したい方にとって、銀座のワークマンカラーズは意外と穴場になるかもしれない。キラキラしたワークマンに興味のある方は、銀座までぜひ!


参考リンク:Workman Colors イグジットメルサ銀座店
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.