”バーキン” こと「バーガーキング」が、8月11日から「ワンパウンダーシリーズ」の第3弾『クラウン ザ・ワンパウンダー』を販売している。
同シリーズは今年から販売され、期間限定・数量限定でビーフパティ4枚がデフォルトの ”モンスターバーガー” として、バーガー界を揺るがしている。第1弾は『キング・イエティ ザ・ワンパウンダー』、第2弾は『ストロング ザ・ワンパウンダー』で、いずれも一撃高カロリーの超ボリューミーな商品だった。
そして、今回は “王冠” の名を背負って登場。これはもう、期待しかない! ということで遅ればせながら、第3弾の実力はいかがなものか? じっくりと徹底解剖していこう。
・もはや感覚が麻痺してる
私(耕平)は、「ワンパウンダーシリーズ」の存在は知っていたものの、実際に食べるのは今回が初めて。あの肉肉しさが堪能できる……と高鳴る鼓動を抑えながら、地元・千葉県にある「バーガーキング 船橋店」に到着。
店頭に飾られている『クラウン ザ・ワンパウンダー』の商品ポスターからは、もはや貫禄すら感じられる。
さっそく店内に入り、タッチパネルで注文。
金額は税込2040円……他のバーガーチェーン店だったら、確実に躊躇(ちゅうちょ)してしまう値段だ。しかし総重量約500gというボリュームと、本格的な味を提供くれるという期待で納得してしまうのが、このバーキンという空間。もはや脳が完全に麻痺しているのであろう。
・肉の壁
店内で待つこと10分。自分の番号が呼ばれ、商品が渡される。今回は店内ではなくテイクアウトで注文した。そして自宅に到着。
紙袋の状態で持ち上げても、その重量感がビシビシ伝わってくる。
紙袋から商品を取り出すと、手書きで「CP」と書いてある。おそらく「クラウン(Crown)パウンダー(Pounder)」の略なのだろう。
いよいよ開封! ヤツが姿を現した。
その姿は、 ”王冠” を名乗るにふさわしい、4種のチーズが配合された「チーズクラウンバンズ」が、神々しく輝いている。
そのバンズをめくると、4枚のビーフパティの上にオニオンとピクルス、ケチャップ、マスタードという王道の組み合わせで味付けがされていた。
・いざ実食!
それでは実食に移ろう。テイクアウトのため、少し温める。すると6枚のチェダーチーズが溢れんばかりにケチャップと融合して、4枚のビーフパティを包み込む。このビジュアルが圧巻だ。
さすがにこの量をバクっと一口でカブりつくのは、かなりしんどそう……ということで、半分に切って食べることにした。
すると、ジューシーな ”肉の壁” と化した。出来ることなら、この壁に埋もれながらボルタリングしてみたくなるほど、魅力的な眺めだ。
もー、我慢できん! ということで、さっそく一口。
うんめぇ〜!!!
この量のビーフを一気に喰らう……まさに至極の時。ただし、この大きさだと食べる時にアゴが外れそうになるくらい、口を広げて食べることになる。本来この大きさなら、串に刺さって出てきて、ナイフで取り分けるくらいのレベルのもの。それをさせない、ガブリ一択のバーキンの世界観が本当に好きだ。
で、あっという間に前半の半分は、あと一口。
残り半分。もうこの時点で普通は腹一杯になるのだが、まだまだ全然いける。そして今度は、この商品の特徴でもある「チーズクラウンバンズ」だけで食べてみる。
文句なし。
この部分だけパンとして商品化されても、売れるであろうと思わせるクオリティ。そして、溢れんばかりだった6枚のチェダーチーズは、しっかりビーフパティの間にも染み込んでいる。
途中で食レポを忘れるくらい夢中に食べ続け、もう残り一口。
そして完食。まだまだ全然食べれるくらいに美味しかった。以前バーキンで開催された、食べ放題イベント「ワンパウンダーチャレンジ」だったら、3つくらい行けたような気がする。
──そんなわけで、この『クラウン ザ・ワンパウンダー』は期間限定となっているが、今のところ終了日は未定だ。なので肉とチーズにガッツリまみれたい人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか?
参考リンク:バーガーキング
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.
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