暑いぜ。夏だぜ。蒸しかえるこの熱気のごとく、今激アツなのがVTuberタレントグループ『ホロライブ』である。江川資具記者のレポートによると、ワンフェスでも大人気だったしコミケでもコスプレイヤーが登場していたらしいではないか。久しぶりにコミケ行きたくなった

そんな気持ちを抱えながら、2023年8月16日、私(中澤)が向かったのは東京ドームシティ。この日、ホロライブシティの第3部が開幕したのである。

・ホロライブシティとは

東京ドームシティとホロライブがコラボしたホロライブシティ。コラボフードや縁日コーナーが登場するだけでなく、園内アナウンスがホロメンだったり、まさしく東京ドームシティアトラクションズをホロライブがジャックするイベントだ。

なんなら、東京ドームの読売ジャイアンツ戦のコラボもあったし、「ホロライブエアライン」というツアーパックまで用意されているのでかなり大がかりなものと言える。

・3部制

その一つとして園内各所に登場しているのが浴衣姿の等身大ホロメンパネル。7月7日から始まったこのイベントにフラッと行ってみたところ、絆を感じたことは以前の記事でお伝えした通り。ライブ配信主体ゆえに、ホロメンの顕現だけでなく、同士の存在を感じられるのがとてもほっこりする。

で、このホロメンパネルは7月7日から9月3日までの期間、54名のホロメンが3部に分かれて入れ替わる形。以前の記事では、「個人的に3部のメンツが激アツなので3部にまた来るかもしれない」と書いたが、どんどん推しが増えて2部も行ってしまった。はあちゃま(赤井はあと)、アキロゼ(アキ・ローゼンタール)、沙花叉(沙花叉クロヱ)はスルーできなかったよ。

・前を向く

なんなら、1部の面子でも、まつり(夏色まつり)、ねねち(桃鈴ねね)、ちょこ先(癒月ちょこ)は期間が終了してから推しになったから撮り直したいまである。まつりのパネルとか正面から撮ってる画像が自分が入ってみたヤツしかないし。なぜ俺はあんな無駄な時間を……。

振り返ると、スラムダンクの三井寿みたいになってしまったが、あきらめたらそこで試合終了ですよってことで3部開始初日に行ってみたわけだ。

・ENとIDの力を感じる

3部は、みこち(さくらみこ)、ラプ様(ラプラス・ダークネス)、フブキ(白上フブキ)、三期生などなど、点取り屋を集めたような面々。それゆえか、園内では明らかにリスナーなグループと何組もすれ違ったし、等身大パネルの前は軽い人だかりになっていた。

驚いたのはファン層で、40代である私と同い年くらいの人から下は小学校低学年くらいまでいる。一番多く見かけたのは中高生で、外国人も多いのは特徴的だと思った。「HololiveEN(ホロライブイングリッシュ)」と「HololiveID(ホロライブインドネシア)」の力を感じずにはいられない。

特に多いのがアジア系の若い子で、グループで縁日を楽しみ、IRySやキアラ(小鳥遊キアラ)のパネルと写真を撮ってスタッフにお礼を言う姿はとてもピースフルであった。

・俺たちの夏

ちなみに、縁日コーナーはこの日一番の大行列。しかしながら、脇を通り過ぎようとしたところ、最奥にあるまつり、沙花叉、マリン船長(宝鐘マリン)の3ショットが最高すぎたため、結局私も並んだ。我々の心は1つなのに、なぜ戦争は起こってしまうのか。

もはや世界に想いを馳せてしまった第3部。繰り返すが期間は9月3日までとなっている。入場料無料でフラッと楽しめるのも良いところなホロライブシティ。俺たちの夏がそこにあった。

参考リンク:ホロライブシティ
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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▼以下、1部2部3部のホロメン等身大パネル画像54連発行くぞ~!

▼夏色まつり、AZKi

▼雪花ラミィ、IRyS、風真いろは

▼アイラニ・イオフィフティーン、鷹嶺ルイ、尾丸ポルカ

▼桃鈴ねね、ときのそら、アユンダ・リス

▼癒月ちょこ、森カリオペ

▼小鳥遊キアラ、大空スバル

▼ムーナ・ホシノヴァ、姫森ルーナ、獅白ぼたん

▼博衣こより、沙花叉クロヱ

▼ロボ子さん、がうる・ぐら

▼猫又おかゆ、戌神ころね

▼アキ・ローゼンタール、パヴォリア・レイネ、ワトソン・アメリア

▼クレイジー・オリー、一伊那尓栖、天音かなた

▼アーニャ・メルフィッサ、赤井はあと、夜空メル

▼湊あくあ、常闇トワ、星街すいせい

▼角巻わため、七詩ムメイ、ベスティア・ゼータ

▼紫咲シオン、ラプラス・ダークネス

▼白上フブキ、百鬼あやめ、大神ミオ

▼不知火フレア、白銀ノエル

▼セレス・ファウナ、カエラ・コヴァルスキア、オーロ・クロニー

▼ハコス・ベールズ、こぼ・かなえる、さくらみこ

▼兎田ぺこら、宝鐘マリン

▼全部行ってしまいました

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