2023年4月26日から全国のミスタードーナツにて販売が開始された misdo meets 衹園辻󠄀利「抹茶とほうじ茶。第二弾」篇。

今年のミスドと祇園辻利コラボの第二弾だ。常に高い完成度の新作ドーナツが登場する祇園辻利コラボだが、今回もやはり素晴らしかったぞ!

・全4種

まずは新作ドーナツの概要から。今回登場したのは以下の全4種。値段の表記は テイクアウト/イートイン だ。


・宇治抹茶づくし(226円 / 231円)
・宇治抹茶 栗あんわらびもち(226円 / 231円)
・宇治ほうじ茶づくしシュー (216円 /220円)
・宇治ほうじ茶シュー 栗あんわらびもち (216円 / 220円)


また、各1個ずつの購入でオリジナルの紙袋がついてくる、数量限定でテイクアウト専用の「祇園辻利 第二弾セット」もある。値段は884円。


・宇治抹茶づくし

まずは「宇治抹茶づくし」から。


「濃い抹茶ホイップ」を使用しているというこちら。生地にも宇治抹茶。ホイップにも宇治抹茶。ダイスチョコにも宇治抹茶ということで、商品名の通りのスペック。


無難に美味しい。今回の4種の中で、最もオーソドックスな仕上がり。とりあえず抹茶味というタイプの人はこちら。


・抹茶わらびもち

続いては「宇治抹茶 栗あんわらびもち」。これも「濃い抹茶ホイップ」を使用している。


内部に抹茶ホイップ、栗あん、そして黒糖わらび餅フィリングが入っている。


ドーナツというよりは、ケーキ感が強い。食感もわらび餅によるチュルチュル感と、栗あんによるまったりした感じの主張が強く、それが一層ドーナツみを稀薄にしている。ウマい。


・宇治ほうじ茶シュー

残り2種は、抹茶ではなくほうじ茶。白が目立つ方が「宇治ほうじ茶づくしシュー」。


内部には「濃いほうじ茶ホイップ」が使用されている。それと あずき。


あずきとほうじ茶ということで、微妙に地味な感じが漂うが……個人的にはこいつが今期のNo.1

ほうじ茶フレーバーとあずきの食感&風味が、バランスと相性の両面でグッド! 和な雰囲気がすごい

祇園辻利コラボはだいたい「和」な感じが強めな仕上がりだが、歴代シリーズで一番の和っぽさを感じさせたのはこいつかもしれない。


・ほうじ茶わらびもち

最後は「宇治ほうじ茶シュー 栗あんわらびもち」。全4種でこいつだけが、「濃い〇〇ホイップ」が使われていないという特徴を有している。


そのため、ほうじ茶成分は生地に練り込まれた分だけとなっている。内部には栗の甘露煮と、黒糖わらび餅フィリング。


それでは ほうじ茶フレーバーが貧弱になってしまうのではないか……と思ったが、食べてみるとそんなことはなかったもよう。生地から香る分だけで、良い感じに甘露煮や わらび餅とやり合っている! 

もしかしたら、ほうじ茶は抹茶よりも、他の食材に混ぜた際に香りを発揮しやすいのかもしれない。上手くまとまっており、甘さも控えめで食べやすい。


ということで、今期のミスドと祇園辻利のコラボ第二弾。やはり事前の期待通りに安定して高いクオリティ&新しいチャレンジを見せてくれる一品に仕上がっていた。

全体的に甘さも控えめで、一気に4個連続で食べてもクドさを感じないなど、非常に食べやすい仕上がりだった。ぜひ近所のミスドでゲットしてみてくれ!

参考リンク:ミスタードーナツ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
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