今なお勢いの衰えない大人気ゲーム、「ウマ娘 プリティーダービー」。細部まで競馬へのリスペクトを込めて作りこまれているこのゲームは、プレイしているうちに自然と競馬に関する知識が身につくようになっている。
筆者もトレーナー(ウマ娘のプレイヤーのこと)になったばかりの頃は「ダートって何!?」と混乱するくらいの超絶初心者だったのだが、今となっては馬場状態も1ハロンの長さも根幹距離と非根幹距離の違いも分かる。
昔は専門用語や仕組みを理解するのが難しすぎて競馬ゲームにはノータッチだったけど、今の私なら知識がある分そこそこ楽しめるようになってるんじゃ……!?
そんなわけで、「ダービースタリオン」という有名な競馬ゲームに挑んでみることにした!
・育成開始!!
スマホゲーム「ダービースタリオン マスターズ」のプレイを始めると、さっそくストーリーが始まった。ふむふむ、プレイヤーは都内で働く会社員という設定なんだな……
って何────ッ!?!? 急にお父さん亡くなったんですけど……!?
どうやらお父さんは競走馬を育てる牧場のオーナーだったようで、プレイヤーはそれを引き継ぐことになるらしい。
競走馬の育成は、強い馬同士を掛け合わせて仔馬を産み出すところから始まる。父親となる馬の中には、ウマ娘で見かけたことのある名前もちらほら。
おぉ~、トウカイテイオーもエルコンドルパサーもいる! どの子もめちゃくちゃ強そうだ。選択肢が多くて迷っちゃうな、などと思っていると……
ライスシャワーおるやんけ!??!??
何を隠そう、筆者のウマ娘の最推しはライスシャワー。もしライスシャワーがいなかったら多分ここまでウマ娘にどっぷりハマってはいなかったと思う。
多分本当は血統を見たり走らせたい距離を見たりしてじっくり組み合わせを決めた方がいいんだろうけど、今はそんなことどうでもいい。ライスシャワーの子孫が元気に競馬場を駆け抜けていくところが見たい。
もちろんノータイムで種付けした。元気に産まれてきてね……!
翌年の春まで時間を進めると、無事仔馬が産まれた。か、かわいい~! 名前はライスシャワーにちなんで「オニギリ」にした。体の色も白黒だし。
仔馬は産まれてからしばらくは牧場で暮らし、1歳の秋になると調教師のところに移動して調教を受け始める。この時、複数人の中から担当の調教師を選ぶのだが……
調教師にも得手不得手があるので、担当を決める前に「馬体解析」を行って馬の得意分野を知っておくことが大切だ。
オニギリの馬体解析はこんな感じ。スピードに優れた馬体らしい。
しばらく調教を受けて準備が整ったら、いよいよレースに挑戦! 迫力満点のレースを見守ろう。
産まれた時から見守ってきた分、優勝してくれた時の感動もひとしおだ。
もちろん勝負の世界は甘くなく、時には負けてしまうことだってある。調教師の分析によると、オニギリは体が細く息が上がってしまうことが多いらしい。
負けてしまうのは残念だけど、小柄だったライスシャワーの子だなぁ……とそんなところにも愛着が湧いてしまう。
この流れを繰り返して手持ちの競走馬が増えてくると、自分の馬同士が同じ大会で対決するなんてこともあるぞ。
ウマ娘で見たことのある名前の馬と対決することもあり、いつも以上にテンションが上がってしまう。
ま、まずい。これは思った以上に楽しい。このゲームはオートセーブ方式なのでいつでも中断できるのだが、のめり込みすぎてついついやめ時を見失ってしまった。
ウマ娘のおかげで、また1つ楽しめるジャンルが増えちゃったな……知識は自分の人生をより充実させてくれると実感した瞬間だった。
・次は競馬場に行ってみたい
まさか自分が競馬ゲームをプレイするようになるとは……
数年前の自分だったら間違いなく目にとめることすらしていなかったのだが、人生どこでどんな出会いがあるか分からないものだ。これからはウマ娘の育成も馬の育成も両方楽しんでいこうと思う。
本格的な競馬も楽しめるようになっていると分かったことだし、今度は競馬場で実際のレースを見てみたいな。
それにしても、推しが増えると世界ってどんどん広がるな~。これからもより推し活に励んでいきたいものである。
参考リンク:ダービースタリオン マスターズ
執筆:うどん粉
ScreenShot:© 2016 ParityBit、ダービースタリオン マスターズ(iOS)、© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会、(C) Cygames, Inc.、ウマ娘 プリティーダービー(iOS)
▼すごく見覚えのある大会名がたくさん
▼勝負服のデザインも決められるぞ
▼ロード中は有償アイテムがもらえるミニゲームをプレイできた
▼本格的な血統表……! まだここの見方はあまりよく分かっていないので、これから勉強していこうと思う