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【衝撃の結果】もっともコスパが高い「フライドポテト」はどれか? 有名チェーン9社をグラム単位で比較してみた! マック、ケンタ、バーキンなど

2023年3月31日

先日、有名チェーンのフライドポテトを全部混ぜて、最強のポテトを作るという謎の企画を実施したのだが、混ぜる前にふと思った。この中でもっともコスパが高いポテトはどれなんだろうか、と。

むしろ全部混ぜるよりもそっちの方が気になったため、あらかじめ各ポテトの重さを計量しておき、購入金額からグラム単位の価格を割り出してみることに。マクドナルド、ケンタッキー、バーガーキングなど、そうそうたるメンツを揃えてのガチ検証スタートである。

・コスパ最強はどれか?

用意したのはマックやケンタといった有名チェーンのフライドポテト8種類だ。サイズはすべて「M」で統一(ケンタとモスはLサイズ)。価格は2023年3月16日時点のものである。ラインナップは以下の通り。

マクドナルド
ロッテリア
ケンタッキー
バーガーキング
モスバーガー
ファーストキッチン
フレッシュネスバーガー
ドムドムハンバーガー

さらに今回は、その特殊な形状ゆえに前回の企画からは除外したサブウェイの『コロコロポテト』も追加(Mサイズ、税込350円)。以上、全9種の豪華フライドポテト陣による天下一コスパ会の開幕である! ルールは簡単だ。

・検証方法

皿にポテトの中身だけのせて計量し(皿の重さは除く)、実際の購入金額から1グラム当たりの価格を計算。もっとも安いポテトが栄えある「コスパポテト王」となる。ポテトの量は担当した店員さんによって多少前後するだろうが、そのあたりは誤差ということでご了承願いたい。

それでは計量結果を一気にご紹介しよう。有名チェーンが販売するフライドポテトの真実が、ここに!


マクドナルド『マックフライポテトM』(税込330円):122グラム


ロッテリア『フレンチフライポテトM』(税込285円):81グラム


ケンタッキー『ポテトL』(税込400円):156グラム


バーガーキング『フレンチフライ(M)』(税込300円):122グラム


モスバーガー『フレンチフライポテトL』(税込400円):131グラム


ファーストキッチン『フレーバーポテト プレーン(塩)M』(税込304円):88グラム


フレッシュネスバーガー『北海道産フライドポテトR』(税込340円):90グラム


ドムドムハンバーガー『ポテトフライM』(税込320円):93グラム


サブウェイ『コロコロポテト オリジナルM』(税込350円):148グラム



なるほど……よく分からん。ということで、1グラム当たりの価格を計算してみたころ、衝撃の事実が明らかになった。まず9種の中でもっとも高かったのが、フレッシュネスバーガーの約3.78円だ。


でもまあこれは想像通りというか、北海道産のじゃがいも『北海こがね』を使用しているという時点で、他よりも値が張ってしまうのは当然だろう。そもそも安さを売りにしてないもんね、フレッシュネスって。

ところが! 続く二番手はかなり予想外だった。フレッシュネスの次に高いのは……なんとロッテリア! マ、マジかよーーー!? ロッテリアのポテトは1グラム当たり約3.52円で、フレッシュネスとそこまで大差ない数字なのだ。そんなイメージは全然なかったが……。


そしてその次に高いのが、ファーストキッチンの1グラム当たり約3.45円。これは順当な結果だろう。しかし、ほぼ同じ金額でドムドムハンバーガーがランクインしたのはちょっと意外だった(1グラム当たり約3.44円)。あまり行ったことないけど、もっと安いもんだと思ってたよ。


個人的に面白かったのがマクドナルドの順位だ。値上げのたびに話題になるマック。ポテトもだいぶ高くなっているのでは? と思いきや、1グラム当たり約2.70円とちょうど真ん中のポジションである。外食産業の王者はバランス感覚にも長けているのか?


さあ、ここからいよいよ低価格帯。そこにランクインしたのがケンタッキー(1グラム当たり約2.56円)とモスバーガー(1グラム当たり約2.52円)であるという事実に驚きを隠せない。どちらもファストフードの中では比較的高価なイメージだからだ。


で、その次にお安いのがバーガーキングの1グラム当たり約2.46円。一部ではコスパ最強とささやかれるバーキンが、ポテトにおいてもその優等生ぶりを発揮した瞬間であった。というワケで、見事「コスパポテト王」の座に輝いたのは、バーガーキング……


ではない!


・ダークホース

皆さん、何かお忘れではないか? そう、サブウェイの存在である! 気になる1グラム当たりの価格は……なななんと約2.36円!! ぶっちぎりの最安値を叩き出したではないか。あのサブウェイがである。これはちょっと想定外すぎるというか、ぶっちゃけ一番高いと思ってました。そうか、サブウェイか……。

注文難易度の高さという点では、全飲食チェーンの中でもトップクラスだと思われるサブウェイ。正直サンドイッチを頼むだけで精一杯で、ポテトにまで気が回らなかった。グラム単位だとロッテリアより1円以上安いなんて一体誰が予想できただろうか。おめでとう! サブウェイ!!

・コスパランキング(1グラム当たりの価格)

最後に、今回の結果を値段が低い順にリスト化してみたぞ。今後のポテト選びの何かしらの参考になれば幸いである。


1. サブウェイ『コロコロポテト オリジナル』:約2.36円
2. バーガーキング『フレンチフライ』:約2.46円
3. モスバーガー『フレンチフライポテト』:約2.52円
4. ケンタッキー『ポテト』:約2.56円
5. マクドナルド『マックフライポテト』:約2.70円
6. ドムドムハンバーガー『ポテトフライ』:約3.44円
7. ファーストキッチン『フレーバーポテト プレーン(塩)』:約3.45円
8. ロッテリア『フレンチフライポテト』:約3.52円
9. フレッシュネスバーガー『北海道産フライドポテト』:約3.78円

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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