セブンイレブンの「お店で揚げたカレーパン」は2021年6月の登場から22年10月までの累計販売数が5000万個を突破したらしい。はじめこそ地域限定での発売だったものの、圧倒的な人気を受けてついに全国拡大されたのはご存じの人も多いだろう。

もはやベーカリーで買ってきたかのような出来だったから納得の流れではあるのだが、23年2月28日より攻めの手を緩めない新作が揚げものコーナーに登場した。それがオーベルジーヌ監修キーマカレーパンだ!

・オーベルジーヌ監修

ちなみにオーベルジーヌとは東京・四谷のテイクアウト・デリバリー専門のカレー屋で、テレビ関係者ご用達のロケ弁のお店でもある。そんな有名店とセブンがコラボしたら……もう勝ったようなもの!

とはいえ、食べる前から勝った気でいると痛いしっぺ返しを食らうかもしれない。限りなく低い確率だとしてもゼロじゃないのだ。何事も経験してから判断しなければいけないだろう。ということで実際に食べてみた!


・ノーマルとどう違う?

今回、前作と比べてどう違うのか比較するためノーマルのカレーパン(160円)も購入。丸型のノーマルに対し、キーマは縦長タイプでピロシキのようにも見える。では中身の方はどうか。

包丁を入れると共に「ザクッ!」という音がして、とてもコンビニで買ったとは思えないほどちゃんとしている。キーマはノーマルに比べたら少しだけザクザク感がないかなとも思ったが、まぁこのあたりは微々たる差だろう。

あと気になったのは、触ったらノーマルの衣の方が油っぽくてキーマはそうでもなかったあたりか。お互い中身もしっかり詰まっているし、外側からだとケチをつけるところは見当たらない。ってなワケで実際に食べてみると……

勝ちです。優勝です。さすがセブンイレブンといった出来栄えです。普通にベーカリーレベルで、素直に美味しいです。本当にありがとうございます。


もとから勝ったようなものだと思っていたが、まさしくその通りになってしまった。外がザクザクしてウマいのは当然として……

中もトロリとしていて「これぞカレーパン」といった内容で、もちろん味の方も文句なし。キーマカレーだから具材がゴロゴロ入っているのかなと予想していたが、あくまでカレーパン仕様ということだろう。トロリとしているのがまたよかった。

そして辛すぎないから食べやすく、フルーティーな甘みが顔を覗かせるのがまたアクセントになっている。これぞプロの技……カレー専門店監修とあって、食べ手にかなり配慮されていることが伝わってきた。これなら老若男女が楽しめるのではないだろうか。


・ギリでキャンペーン中

コンビニ、そして200円という値段でコレが食べられるのだからただただスゴいとしか言いようがない。これまでノーマルのカレーパンが辛いと思っていた人は選択肢の1つになるし、さらにセブンのカレーパンは勢いを増していくに違いない。

そうそう、3月7日(引き換えは14日)までなら揚げ物コーナーで条件を満たせばドリンクがもらえるキャンペーンもやっている。残された時間は少ないが、普通にお得なので気になる人は食べるなら今がチャンスかも。

参考リンク:食品新聞セブンイレブン
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.