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【激安海外】航空券&宿&メシ代など5万円以内で “台湾1泊2日を超豪遊” するのは可能なのか試してみた結果…

2023年2月20日

軍資金は5万円のみ。海外行きの航空券(燃油サーチャージ代ふくむ)も、宿代もメシ代もお土産代も……それらすべてを5万円以内でまかなえるのかを検証する「5万円海外旅行」シリーズ。今回の目的地は……台湾!

先に結論から書いてしまうと、映画『千と千尋の神隠し』に出てきそうな台北郊外の有名観光地も満喫しつつ、宿も料理も一切妥協することなく超が付くほど豪遊したのに、なんと2776円も余らせてしまったのである。

ということで、航空券&宿&メシ代など5万円以内で “台湾1泊2日を超豪遊” することは余裕で可能! 超Easyだ。詳しい内訳は以下の通り〜!!

・超激安5万円海外旅行台湾編うちわけ

成田〜台北往復LCC航空券(スクート) 25117円
予約しといた宿(シャワー・トイレ付き) 4222円
台湾内での全交通費 NT$700(約3102円)
台湾の駅弁 NT$80(約354円)
スイーツ「芋圓紅豆豆花」 NT$60(約266円)
ピーナッツ巻のアイスクリーム NT$50(約222円)
ダブルチャンピオンエビチャーハン NT$100(約443円)
ワンタンスープ NT$50(約222円)
小籠包 NT$100(約443円)
魯肉飯セット NT$85(約377円)
足の角質除去 NT$500(約2215円)
餅入りタピオカ NT$95(約421円)
ガチョウ料理のセット NT$315(約1396円)
おみやげ石鹸18個 NT$447(約1981円)
さらに別の店でおみやげ石鹸12個 NT$204(約904円)
黒糖かき氷 NT$90(約399円)
全身マッサージ NT$1100(約4874円)
ミシュランビブグルマン掲載の胡椒餅 NT$60(約266円)

合計 47224円
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残り 2776円



なお今回の旅、特に何かをセコったわけでもなく、腹一杯の食い道楽をして、さらにマッサージ的なことを2回もして……の2776円(NT$626)あまりである。時間さえあれば、もう1回、足裏マッサージができたと思う。

次ページからは、今回の台湾旅行の振り返り。一緒に旅してる気分で楽しんでほしい。台湾、本当にいい国だった。メシも美味いし、人は親切、何から何まで最高だった! それでは5万円を用意して、2ページ目にGO!!


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

【激安海外】航空券&宿&メシ代など5万円以内で “台湾1泊2日を超豪遊” するのは可能なのか試してみた結果…(その2) ※1ページ目はコチラ


・航空券

まず航空券は、まいどおなじみExpedia(エクスペディア)で昨年2022年12月初旬に購入した。航空会社はLCCの「スクート(Scoot)」で、価格は成田〜台北の往復(燃油サーチャージ込み)が25117円。安い!


・宿

ついでにホテルもExpediaで探した。台北で安く泊まろうとしたらドミトリー(共同部屋)か、シングルであっても共同シャワーなどの宿が多かったが、トイレ&シャワー込みのシングルは譲れないので妥協することなく探した。

結果、台北の中心から少しだけ離れた場所に、「トイレ&シャワー込み」かつ「朝食付き」のシングルルームが4222円というナイスな価格のホテルを発見。即予約した。結果的に、この宿にして正解だと思っている。


ちなみに航空券&宿の合計は29339円。なんと今回の5万円旅、現地で好きに使えるお金が20661円も残っているという、豪遊まったなしのスタートと相なったのである。思いっきり楽しむぞ〜っ!!


それでは……


行ってきま〜す!



・両替

まず両替だが、事前にネットで調べたところ、街中でも空港でもさほどレートは変わらないとのことだったので、空港内の適当な両替所でサクッと2万円ほどを両替。


その後は台北駅に向かうべく、「Airport MRT」の乗り場へ向かった。


・移動は電車もバスも悠遊カード(EASY CARD)で

そのつど切符を買うか、それとも日本でいうところのSuicaのような「悠遊カード(EASY CARD)」を使うか迷ったが、なにかと便利そうなので悠遊カードを買うことに。駅の自販機で買えそうなので操作してみると……


なんと日本語モードが選べたので、何も迷うことなく無事に悠遊カードを購入することができた。なお購入価格はNT$500で、カード自体はNT$100、そしてNT$400のチャージが入っているもようだった。


残高は、駅の自販機でも確認できる(簡単にチャージもできる)ので、足りなくなりそうになったら、そのつどチャージをする方法をとってみた。



・台北駅で駅弁「台鐵便當」を食べる

「Airport MRT」に乗って台北駅へ。運賃はNT$150かNT$160ほどだったと思う。明日の帰国日も同じMRTで空港に戻るので、NT$150かNT$160くらいは残しておかなければならないってことだ。


それはさておき、台北駅でどうしても食べたいものがあった。日本でいうところの駅弁である「台鐵便當」だ。いつぞやか日本でも食べたことがあり、それが非常に美味しかったので本場の弁当も食べてみたかったのだ。


台鐵便當本舖』なるお店で注文したのは「パイコー弁当(排骨便當)」、価格はNT$80(約354円)で、ホカホカしている。どこで食べようかな……と駅内をウロついてみると、


なにやらお弁当を食べている人がチラホラ座っているベンチを発見! 私もここで食べることにしよう。


して、お味は……


うま〜〜〜〜!!!!!


甘辛のタレが染み込んだ肉に、味付けたまごに、大根の葉っぱ(かな?)、そして練り物、どれをとってもメチャンコうまい! 早くも大満足〜!!


・ド定番の観光地「九份」へ

お腹も落ち着いたところで、映画『千と千尋の神隠し』のモデルとの噂が立ったこともある台北郊外の有名観光地「九份(ジョウフン)」へ向かうことにする。


駅員さんに身振り手振りで行き方を聞いてみたところ、「瑞芳(ルイファン)」という駅からバスに乗り換えればOKらしい。乗るべき電車の番号や時刻も教えてくれてメチャ親切〜!


30分ほど待つと電車が来た!


で、ローカル感が漂う電車に乗り込み……


50分ほどで瑞芳駅に到着。


駅前のバス停ではなく、少し離れた場所に九份行きのバス停があるので、


ローカルなバスで


やっとこさ「九份老街」に着いた〜!


さっそく良い雰囲気なのだが、


まずは『九份豆花』なるお店で、タロイモ団子の芋圓(ユーユェン)と、あずきと、豆花(トウファ)が入った『芋圓紅豆豆花』を注文してみた。価格はNT$60(約266円)なり。


きた。


ほじくると……ふむ、これが芋圓かな?


ほう……これは好吃!(ハオチー / うまい!)


さらに、返す刀で……


すぐ近くにあったお店『九份阿珠雪在焼』で、未知なるスイーツ『ピーナッツ巻のアイスクリーム』なるものを食べてみることに。ちなみにパクチーも入っている。価格はNT$50(約222円)。どんな味がするのかな……?


断面図はこんな感じで……


……なんか斬新な味がしたけど、美味かったよ!


その後も、九份の街をウロウロと散歩。


雨が降っているうえに極寒だったが、


17時ごろに提灯のライトアップが開始!


これぞまさしく「千と千尋」の世界!!


なんか……あまりにもロマンチックな光景に、“1人で来るところではなかった感” も少しあって、ちょっとだけ寂しく思ったりもした。



・台北に戻り「夜市」へ

その後、バスと電車を乗り継いで台北駅に戻り、MRTに乗り換えて、台北最大規模の巨大夜市「士林夜市(シーリンイエシー)」へ向かった。目的は、B1の美食区(メイシーチュー)にあるレストランに行くためだ。


そのお店の名前は『晶棧熱炒』。読み方はわからないが、なんでも “台北チャーハン大会でグランプリになったエビチャーハンがあるお店” なのだとか。チャーハン好きとしてはチェックせねばなるまい。えっと……


おお、これだな!


ダブルチャンピオンエビチャーハン!! なんだかスゴイ名前だが、わかりやすい。ダブルチャンピョンってことは2冠ってことかしら? そして……


キターーーーッ!!


すっごいエビのデカさ!


して、お味は……


う・ま・す・ぎ・る……!!!!!!!!!!


結果的に、今回の台湾旅行中に食べた料理の中でも、このダブルチャンピオンエビチャーハンはブッチギリ1位の美味さだった。こんな美味いチャーハンがNT$100(約443円)で食べられるとは……台湾おそるべし!


ほか、ワンタンスープ(NT$50 / 約222円)と小籠包(NT$100 / 約443円)も食べたが、これまた美味。きっとこの店、何を食べても美味いんだろうなぁ……。おなかいっぱい! もう食えん! 余は満足じゃ〜!!


・ハイセンスなホテル

初日の締めくくりは、もちろんホテル。台北駅からBL線に乗り換えて6駅の「府中(フーヂョン)」駅に降り立った。そっからテクテクと10分ほど歩くと……


今回の宿『モーウィングホテル オーシャン(清翼居旅店 海洋館)』が姿を現した。チェックインすべく、さっそく中に入ってみると……


なんじゃこりゃ〜〜〜〜! 「海洋館」の名の通り、全体的に海をイメージしたデザインっぽくて、ロビーの天井には、なぜか立体のエイが!!


3階に行くと、エレベーター前にサーフィンが!


そして、浮き輪が付いている壁を通り過ぎ、私の部屋である306号室のドアを開けると……


なんというセンス!!!!


でも、トイレもシャワーもキレイだし、


アメニティもバッチリだし、


冷蔵庫には無料のミネラルウォーターが2本も入ってる! これなら、明日のお水も買う必要ないな……。


テレビもあるし……


って……


!!!!!!!!!!!


………………


おやすみなさーい!


1日目で、この充実度。さらに食って遊び倒す怒涛の2日目は、次ページ(3ページ目)へGOGOGO!


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

【激安海外】航空券&宿&メシ代など5万円以内で “台湾1泊2日を超豪遊” するのは可能なのか試してみた結果…(その3) ※1ページ目はコチラ


・朝食はタダ

このホテルは朝食付き……というか、「ホテル近くのレストランで使えるNT$60(約266円)ぶんのタダ券がもらえる」というシステムだったので、さっそく朝早くに向かってみると……


ふむ、ハンバーガー屋さんのようだ。メニューを見ると、


人気ナンバーワンのサンドイッチがタダ券NT$60内で買える価格だったので注文してみた。どんなサンドイッチなのかというと……


こんがりと焼かれたパンの中に、甘辛く焼かれた豚肉と、レタスが挟んであるサンドイッチであった。そこそこ美味い。朝ごはんは、これで十分。


・少し早めの昼飯は「サンジュン飯①魯肉飯」

しばし近所を散歩してから、ちょっと早めにチェックアウト。もう宿には戻れない。帰りの飛行機は夜中発なので、それまでバックパックを背負って台北内をグルグルと歩きながら満喫する覚悟で外に出た。


なお、悠遊カードの残高がNT$80を切っていたので、NT$100をチャージしておいた。おそらくもう一度くらいチャージすることになるとは思うが、とりあえずのNT$100チャージだ。


んで、電車を乗り継いで向かった先は……


過去にP.K.サンジュンが記事にもしていた台北2大魯肉飯(ルーローハン)店の1つ「今大魯肉飯」! 詳しくはサンジュンが過去に書いた記事を参照してもらうとして……


サンジュンおすすめセットを注文! 価格は全部でNT$85(約377円)なり。して、お味は……


溶けるようにウメ〜〜〜〜ッ!


食べた瞬間、「こりゃ記事にするわ」と思った。くったくたに味の染み込んだ豚の脂は、今まで食べてきた魯肉飯とは別次元!! なにせ口に入れた瞬間に溶けていくのだ。旨みとともに……! 食べられてヨカッタ♪


・足の角質除去に挑戦

おなかも落ち着いたところで次に向かったのは、足の角質除去! 事前に『988養生會館』というお店が安くて良いとの情報を得ていたので、台北駅までMRTで戻り、そこからはテクテクと徒歩で向かった。


足の角質除去の価格はNT$500(約2215円)。しばらく待っていると、いかにも “プロ” といった風情の職人さんが登場。ものすごく真剣な表情で私の足裏を観察し、まずはナイフのような刃物で爪切りをしてから、


角質除去キター!


ポロポロとれとる〜っ!


やはりこの道を極めた職人技を間近で見られるのは極上のエンターテイメントだ。惚れ惚れするような仕事っぷりに目は釘づけ。そうこうしているうちに……


\(^o^)/ こんなにとれた〜!\(^o^)/


ツルッツルやぞ! ツルッツルやぞ!



・タピオカの本場で最先端のタピオカを

その後、徒歩で向かったのはタピオカ屋さん『machi machi』。とてもオシャレなお店で、ひっきりなしにお客さんが訪れていた。んで、私が注文したのはNT$95(約421円)の『烤糰子麵茶芝士鐵観音』で……


串団子が載っちゃってる〜!!


どうやって食べるのかを店員さんに聞いてみたところ、「まず串団子をドリンクの中にドボンと入れ、ビショビショになったところを食べる。団子を食べ終えたらフタをして、ドリンクとしてお飲みください」とのこと。


お団子は店名のとおりモッチモチ! そしてドリンクはチーズィーな味がした。のちに調べたところ、このお店は台湾メディアが “神のチーズティー” と大絶賛するほどのお店だったことが判明。どおりで〜!


・少し早めの夜飯は「サンジュン飯②ガチョウ」

そうこうしているうちに時刻は14時。そろそろ次のメシに向かうことにする。ちなみになぜ中途半端な時間にメシを食うのかといえば、「できるだけ行列にならなさそうな時刻に店に着きたい」からである。


ということでやってきたのは、これまたP.K.サンジュンが何度何度もオススメしていたガチョウ料理屋さん『阿城鵝肉』。記事の中に「多少の行列は覚悟」と書かれていたので、時刻をズラしてやってきたのだ〜!


注文したのはサンジュンと同じ「肉」「スープ」「ごはん」の3点セット。注文票がモロに中国語で意味不明だったが、サンジュン記事の写真を見せて「これ、これ!」と伝えたら、店員さんがチェックを書いてくれた。


んで、やってきたのが……


これ! 何年も前から、これが食べたかったのよ! サンジュンの記事を見て以来、絶対にいつかは食べようと心に誓った料理が今ここに!! ちなみに価格は3点でNT$315(約1396円)。どんな味がするのかな……


納得のウマさ〜〜〜〜!


それは想像通りに美味かった。ガチョウ肉が冷たかったり、スープの肉がハツ(心臓)っぽいのは予想外だったが、どちらも美味いことには変わりない。「ガチョウの油がかかったご飯」は本当にバカウマだったなぁ〜。


・おみやげはスーパーで

そろそろ帰りに向けてのスパートをかけなければならない。次の目的地はお土産屋さん。しかし私は決めていた。みんなへのお土産は「台湾の石鹸」にしようと決めていた。ということでスーパーへ向かうと……


見たこともない石鹸がたくさんある〜〜〜〜! シンガポールやマレーシアでも売っているメーカーの石鹸も売られていたが、確実に台湾でしか売っていなさそうな石鹸を18個購入。価格はNT$447(約1981円)なり。


・別のスーパーでもおみやげを

いい買い物ができた! みんな喜ぶぞぉ〜〜! とウキウキしながら散歩していたところ、またもスーパーマーケットが目の前に! 「いちおう念のため石鹸チェックをしておこうかな……」と入店してみると──


またも見たことのない石鹸があるぅぅ〜〜〜! しかも箱入り! これはもう絶対に買うしかない!!!! ということで、2種類の「6個入り1パック石鹸」=12個を購入。価格はNT$204(約904円)。ちなみに、


今回、私が購入した石鹸は、合計30個。最もテンションが上がったのは、先述の通り「箱入り」の『鉢王 黒砂糖香臭』である。はたしてどんな香りがするのか!? 使うのが楽しみだぁぁぁ〜! ハァハァハァ。


・寒いのに黒糖かき氷を食べる

旅行道具一式が入ったバックパックに「30個の石鹸」が加わり、けっこう重い。さらに、予想外に極寒だった台湾。できることなら今すぐ温かい鍋などを食べたいところだったが、ちょうどこのスーパーの近くに……


ガイドブックにも載っている有名なかき氷屋さん『黒岩黒砂糖剉冰』があったので行くしかなかろう……。もちろん注文したのは名物「黒糖かき氷」であり、トッピングは店主におまかせ。んで、出来上がったのが……


でけええええええ! ちょっと写真ではボリュームが伝わりにくいが、大きさ的にはラーメンの丼(どんぶり)いっぱいにかき氷がコンモリと盛られている感じ。量的には、2〜3人前であるが……食べるしかあるまい!


ほじくると、さまざまな具材が出てきて非常に美味しかった……が、いかんせん寒い! もとから震えるほど寒かったのに、体の芯までキンキンに冷え切ってしまった感がある。なお価格はNT$90(約399円)。



・あったかいマッサージ屋さんで極楽気分

どうにかして体を温めねば、下手すりゃ倒れる……と本気で思うほどに冷え切ってしまった私。とにかく歩きまくって体を温め、「規模がデカいので予約なしで飛び入りでもOK」と評判のマッサージ屋さんを目指した。


そしてたどり着いたのが『千里行』なるお店。価格は先ほど行った『988養生會館』よりも、ほんの少し高めだが、もう寒さの限界だったので、どこでもいいから室内に入りたい! 全身指圧マッサージお願いします!!


噂通り、本当に飛び入りでもOKだった。しかも、結果的に、ここのマッサージは大正解! 押す範囲の狭い指圧というより、ヒジ(?)などを使ってるっぽいグリグリ系のマッサージであり、マジのマジで気持ち良い。


あれだけ冷え切っていた体も、何度もかけてくれる「蒸しタオル」みたいなものでホカホカになり、終わってみれば汗だく状態。日本語も通じるし、本気でオススメのお店である。なお価格はNT$1100(約4874円)。


・シメのメシは、ミシュランの胡椒餅

極楽マッサージを終えて外に出ると、もう夜になっていた。もうすでに、しっかり3食&2回のスイーツを食べていたので腹はパンパンであったが、帰りのフライトまであと数時間あるので、何かしら腹に入れておこうと……


向かったのは、またもや夜市。MRT松山駅からすぐの場所にある『饒河街観光夜市』だ。あちらこちらに屋台があって、さながら「食のアメ横」みたいな雰囲気である。しかし、数ある店の中で私がチョイスしたのは……


エグい行列ができていた胡椒餅屋さん『福州世祖胡椒餅』である。なんでもここ、あのミシュランのビブグルマンにも掲載されている名店中の名店。しかし回転は驚くほど早く、わずか5分ほど並んだだけで……


ミシュランの胡椒餅ゲット〜! ちなみに価格はNT$60(約266円)。気になるお味は……


予想通りにウマイ〜〜! 胡椒餅というくらいなので、ものすごいペッピー(胡椒辛い)なのだが、カリカリに焼き上がった餅(?)と、中に入ってる餡の絶妙なバランスが見事すぎる。これは一食の価値アリでしょう!


・悠遊カードの残高は……

あとは空港に向かうだけ。悠遊カードの残高がNT$50を切っていたのでNT$100ほどチャージした後、行きと同じく「Airport MRT」を使って台湾桃園国際空港の駅へ。んで、空港に着いた時に残高確認すると……


のこりNT$17(約75円)! うまいこと使い切った感じだ。

てな感じで、台湾内での交通費は、最初に入っていたNT$400と、2回のNT$100チャージを足した合計NT$600からNT$17を差し引いたNT$583(約2573円)で済んだかたちとなった。あちこち行ったのに安いなぁ。


また、1ページ目でも書いたが、台湾桃園国際空港に着いた時点での残高は2776円。あらかじめ日本で予約した航空券代+宿代を差し引いた17885円だけでこれだけの1泊2日の充実体験ができるとは最高である。


次は「5万円」だけで、どこの国に行けるだろう。


少し調べてみたところ、航空券の価格は軒並み値上がりしているので、しばらくの間はこの「5万円海外旅行」シリーズもお休みするかもしれないが、チャンスさえあればバックパックひとつ背負って旅立つつもりだ。

それではみなさん、良い旅を。そして、今回の旅中、本当に親切にしてくれた台湾の国の皆様に、あらためて感謝の言葉を送りたい。多謝!


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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