先日、高速道路のサービスエリアで “新型カキノタネ” を発見した。POPに「アナタはもう食べた!?」と書いてあったので、店員さんイチオシの商品なのだろう。どうやら日産自動車のデザイナーが柿の種をデザインしたらしく……

クルマファンにおなじみの日産車23種のシルエットを柿の種で再現した話題作なのだとか。んで、POPには「手にしたカタチがなんのクルマか当てたくなる」とも書いてある……なるほどなるほど、あまり車に詳しくないけどやってみっか。

・日産自動車監修の新型カキノタネ

家に帰ってから調べて分かったことは「新型カキノタネ」は、日産自動車がドライフードの龍屋物産とタッグを組んで開発した商品で販売開始は2020年。高速道路のSAや横浜にある日産ギャラリー、また開発拠点である神奈川県伊勢原市内の土産店等で扱っているそうだ。

んで聞くところによると、販売してすぐ全国の日産ファンに柿の種の存在が知れ渡り、あっという間に品薄状態になってしまったという。てか、いくら「やっちゃえNISSAN」だとしても、柿の種を作るのはやっちゃい過ぎではないだろうか。


・地域貢献活動

いや実を言うと「新型カキノタネ」は、日産の技術開発拠点「日産テクニカルセンター」の地域貢献活動の一環として企画されたもの。伊勢原市を象徴しつつ日産らしさも表現したってことで、23種の車以外に地元のシンボル「大山」をデザインした柿の種も入っているという。

ちなみにパッケージデザインは3種類あって、私がゲットしたのは「スカイラインパッケージ」だ。さっそくラベルをぺりぺりめくって……

柿の種をとりあえず全部出す。フタには「開封してください」と書いてあるのだが、おそらく購入者全員が「言われなくても」と思うだろう。なお、ボトルはドリンクホルダーにぴったり収まるのでドライブのお供にもオススメだぞ。


とりあえずお皿に広げてみた。なるほど、いつもの柿の種ではない。クルマ型でちょい大きめ。たしかに日産ファンだったら「手にしたカタチがなんのクルマか当てるゲーム」をしたくなるだろう。


お……


さっそく大山を発見ッ!



つづいてこれは……



これは……



これは……



…………


全然分かりません。


間違えたら怒られそうなので答えられず。クルマなのは分かるのですが……すみません、やっちゃいました。とはいえ車種が分からなくても楽しめたし美味しかったことはお伝えしたい。車好きのお子さんから昔日産車に乗っていた人生の大先輩まで楽しめる商品だと思う。


・お土産にぜひ

なお、柿の種と車種を見比べたい方は公式サイトをチェックしてみてほしい。もしかしたら「あなたの思い出の車」が柿の種になっているかもしれないぞ〜。記念にいかがでしょうか。


参考リンク:日産自動車監修「新型カキノタネ」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.