この袋が皿になる──。もはやマルハニチロのワイルディッシュはスーパーの冷食コーナーでお馴染みの存在になった。その名の通り、最大の売りは袋のままワイルドに食べられること。レンジでチンして開ければガッツけるところである。

とにかく楽な上、味の方もシリーズを通して美味しいから人気が出るのも納得なのだが、先日初めて新顔の「豚バラ生姜焼きめし」を見つけた。この黄色主体のパッケージって、結構新しいやつじゃなかったっけ!?

・ようやく出会えた新商品

調べてみたところ、「豚バラ生姜焼きめし」は2022年9月から発売されているようだ。なかなか見かけなかったあたり、既存の味が人気で埋もれていたのだろう。私の生活範囲にあるスーパーは同商品を置かない日々が続き、ここでようやく出会うことができた。

ちなみに値段は289円。たしか前は200円くらいだったような……とも思ったが、購入した店舗や時代の流れによって高くなっているのかもしれない。まあ、それでも289円で一食いけるのだから今までが安すぎたという見方もできそうだ。


・レンジで即完成

さて、それでは新味を食べてみよう。ワイルディッシュなので当然やることはレンチンするだけ。500Wで約4分あたためたら……

もう完成とこのスピード感はやはり圧倒的。そして食べたらそのまま捨てられるところも相変わらず便利で、映えなんて知らんというスタイルは潔くてよい。んで、問題は味で「豚バラ生姜焼きめし」ならばガッツリ系に振っていてほしいところだが……うぉっ!

豚バラこそ小さめかなと思いきや、ひっそりとマヨ爆弾が仕込まれていたから思わずうなった。とろけるつぶマヨというらしいが、これがなかなかワイルドなアクセントになっていてヒジョーによい。

それでいて、シャキッとしたネギやキャベツがところどころに入っていて飽きることもなし。また、卵とご飯が上手に生姜焼きの濃さを受け止めているからかなりウマい。個人的には一発でリピあり冷食の仲間入り。ただし……!!

・量だけ惜しい

あっという間に完食してしまって、どうしても気になったのが250gという量である。完成された一品でやはりワイルディッシュはできる子(冷食)だな……と思うも、味が味だけに量を欲するのは必然の流れ。

できることなら500g……いっそのこと「ワイルディッシュBIG」とか出してくれると喜ぶ人は多いのではないだろうか。一食で完結してこそ冷凍食品というか、個人的には2袋いけるので大容量の登場を熱望したい。

・まさかの擬人化

余談だが、マルハニチロはワイルディッシュによほど力を入れているのだろう。まさかの擬人化で今風の漫画になっているので、興味のある人はHPを覗いてみよう。クオリティが想像以上に高くて驚くぞ!

参考リンク:ワイルディッシュ
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.