年齢を重ねるごとに好みが変わった。そんな経験は誰にでもあるだろう。苦いと思っていたビールがグビグビ飲めるようになる、肉ばかり食べていたのにいつしか魚中心の食生活へ……などが “ありがちなこと” だが、成長して大人になると好きになるものは確実に存在する。

なぜこんな話をするのかというと、私はいつしか鯖(さば)が大好きになっていたからだ。そして先日、スーパーで「さばめし」という冷凍食品を見つけたのでつい買ったところ……これが頭を抱えるほどウマかった!

・マルハニチロの冷食

マルハニチロから販売されている「炙り焼きさばめし」は298円(スーパー価格)。内容量は380gと並より少し入っているかな〜といったサイズだ。炙り焼きさば、葉大根、にんじん、野沢菜漬、金ごま、焼きのりの具材が6種入っており、商品袋には「さば節香る」とも書いてある。ひとまず袋から取り出してみると……

確かにフワッとさば風味が漂う。ただ、正直な感想としては「まぁこんなところだろう」くらい。なにせ冷凍なのだ。きっと想像の範囲内の味……さばだけにさばを読んでる……なんつって……なんて思っていたのだが……!!

・マジさば

これがなかなかどうしてウマいから頭を抱えた。こ、こんなことならばもっと買っておけばよかった!!

まずしっかり味がついているところが最高。ちょちょいと味付けされた「ナンチャッテさば」だと思っていたのに、食べてみたら さばの独特な味と野菜のシャキシャキが心地いい。北欧産の天然さばを使用しているとのことだが、脂がしっかり乗っているしマジでウマい。

そしてさばの味が染み渡ったご飯を一度口にしたら最期。もはや手が止まらず、一気に完食まで突っ走る味と言えばいいだろうか。悪魔的なウマさは、レンチン界の王者・炒飯から浮気をしてしまいそうになる。

これが約300円……。冷凍食品だから作るのもレンジですぐだし、保存もOKだから「鬼に金棒」というやつだ。とにかく気持ちいいくらい “さば” だから、さば好きにとってはストライクなはず。個人的には思い出すだけでヨダレが出るだけに、自信を持ってオススメしたい。これはリピ確!!

・お茶漬けにしてもいいらしい

ちなみに、商品袋によるとお茶漬けにしても美味しいらしい。我が家には「綾鷹」しかなかったので、とりあえずぶっかけてみたら……

綾鷹の味が強すぎてなんだか不思議な味になったということは伝えておこう。まぁ、メーカーがオススメするくらいだから、きちんとした作り方だと美味しくなるのだろう。何度も言うようだが、想像以上にさばだからお試しあれ。

参考リンク:マルハニチロ「炙り焼きさばめし」
Report:レンチン原田
Photo:RocketNews24.