や、や、やっと買えた……! 何がって、鎌倉銘菓「クルミッ子」を販売する「鎌倉紅谷」の福袋である。

最近の「クルミッ子」人気はすさまじく、限定商品でもないのにデパートなどで夕方には完売しているところが多いほど。福袋の注目度は当然高かった。

2023年福袋特集でぶっちゃけ一番入手に苦労したのが「鎌倉紅谷」の福袋であった。年末のオンライン予約は全敗。食品系の福袋は人気……とはいえ、ここまでとは思わなかった。

・鎌倉紅谷 新春福袋2023(大) 4730 円

鎌倉紅谷は去年(2022年)の福袋で買えない人が続出したらしく、2023年の福袋は販売方法を事前に告知していた。

伊勢丹、阪急、大丸、高島屋……など、各百貨店によって販売日が異なっていたのだが、ちょっと出遅れたら完売していたり、カートに入っても決済できなかったりでぜんぜん入手できなかった。予約期間、まだ11月だったのに……。5回もチャンスあったのに……。正直、クルミッ子人気をナメていた。

諦めかけていた頃、ラストチャンスとして1月5日・6日に鎌倉紅谷公式オンラインショップでの再販があった。年末の惨敗を経て、かなり覚悟して臨んだのだが、百貨店での争奪戦がなんだったんだと思うほどあっさり入手できた。

1月10日に届いたダンボールを見てビックリ。今まで届いた福袋の中でもかなりの大きさ。

入っていたのは以下6点。合計約6400円相当の商品とのこと

・うさリスくんトートバッグ(2023年福袋限定・非売品)
・うさリスくんイヤープレート(2023年福袋限定・非売品)
・陶器のリスくんキャニスター(2023年福袋限定・非売品)
・「クルミッ子」切り落とし(310g)
・「あじさい」3枚入
・「鎌倉だより」6枚入(プレーン/抹茶/あずき各2枚)



・グッズのセンスと質の高さよ…

目玉は非売品のリスくんグッズであろう。「クルミッ子」人気は、お菓子の美味しさはもちろん、キャラクターのリスくんの素朴なかわいさによるところも大きいと思う。直営店に売ってあるマグカップとかトートバッグといったグッズも人気である。

で、今回ビックリしたのがそうしたグッズの質の高さである。ノベルティにありがちな、ちゃちさが無い……。シンプルかつ優しい色味でインテリアにもなじみやすいのだ。

まず驚いたのが、蓋付きの陶器のキャニスター

これがしっかりした作りでビックリした。フタはちゃんと木製で密閉性も高く、リスくんの絵柄も触ると凸凹していたので、ただのプリントじゃない。

売ってたら2000円くらいしそう。コーヒー豆や砂糖を入れてもいいし、キャンディをいれてもかわいい!

そしてキャンバス地のエコバッグはA4ファイルどころか、ノートPCも入るしっかりした作り! マチもあるし、小さいポケットが付いてるし、肩掛けもできるしで、いちばん使いやすいサイズ感。

そうそう、こういうサイズのエコバッグほしかったんだよおおおお〜〜〜! スーパーやドラッグストアの買い出しにガンガン使っていこうと思う。

リスくんのイヤープレートは、うさぎのかぶりものをしたリスくんがかわいい。これは干支ものとして部屋に飾るのがいいかもなあ。



・クルミッ子の切り落としの贅沢感

そしてもうひとつの目玉が「クルミッ子の切り落とし 310g」であろう。

実は、この切り落としはネットでも販売されているのだが、超人気で全然買えない。手に持ってそのずっしり感にビックリ。16個入りのクルミッ子2箱分くらいあるのではなかろうか。

クルミッ子の端っこの部分なので、キャラメルよりクッキー生地の分量が多くて、いつものクルミッ子とは違った味わい。私、こっちが好きかも……。そもそも「クルミッ子」はかなり濃厚な味わいなので、この切れ端は見た目以上にボリューム感がある。

「鎌倉だより」「あじさい」といった、「クルミッ子」以外のお菓子を食べられたのもよかったし、満足度は120%であった。

実際に手に入れてみて、その人気も納得。入手困難度は高そうだけど、これは来年も頑張ってゲットしたい!

参考リンク:鎌倉紅谷
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.