「珈琲館のホットケーキが食べ放題じゃ〜! 食べ放題じゃ〜! 食べ放題じゃ〜!!」
──と思いながら、私は最寄りの珈琲館へ向かった。お察しのように、ホットケーキのことで頭がいっぱい。スラムダンク世代の私からすると、もうオレにはリング(ホットケーキ)しか見えねぇ……って感じである。
しかしながら、結局のところ私はホットケーキ食べまくりの夢を諦めた。なぜなら、店員さんからこう言われたからだ。
・店員さんのひと言
店員さん「ウチで1番人気はBコースですね〜」
……これだけでは何のことかサッパリ分からないだろうから、もう少し詳しく説明しよう。
・珈琲館の福袋2023
珈琲館が展開する福袋2023は3種類。それぞれ、以下のような感じだ。
▼Aコース(3500円)
・オリジナルトートバッグ
・コーヒーチケット 6枚
・焼き菓子4種 各1個
・珈琲館ブレンド(コーヒー豆)200g 1袋
▼Bコース(4000円)
・オリジナルトートバッグ
・コーヒーチケット 6枚
・焼き菓子4種 各1個
・ドリップバッグ(珈琲館ブレンド・炭火珈琲・完熟珈琲 / 各1箱・合計15杯分)
▼Cコース(4800円)
・オリジナルトートバッグ
・コーヒーチケット 6枚
・珈琲館ホットケーキミックス 375g(125g×3) 1個
・珈琲館ホットケーキ用シロップ 500g 1本
・ドリップバッグ(珈琲館ブレンド・炭火珈琲 / 各1箱・合計10杯分)
ここで注目はCコース。先日公開した記事でお伝えしたように、Cコースにはホットケーキミックスが付いてくるのだから! 親切なことにホットケーキシロップまで付いてくるのだから!!
説明するまでもないかもしれないが、ホットケーキは珈琲館のエース的存在。シンプルながら、ハマると抜け出せない沼のようなホットケーキである。
私なんて、珈琲館のモーニングを全制覇するつもりがホットケーキばかり頼んでしまい、結局仕事を放棄したほど。そんなホットケーキ(の粉)が福袋に入っているのだから、当然Cコース狙い。
っていうか、みんなCコース狙いなんだろうな〜と思いながらも、予約するとき店員さんに聞いてみた。「3種類で1番人気はどれですか?」って。そしたら……
先述のとおりだ。まさかの「B」という答えに私の頭は混乱した。なぜにB? マジで? みんな何考えてるの? Cだとホットケーキミックスが入っているのに! あのホットケーキだよ!
まぁ、たしかにCはちょっと高いけれど、Bに一体どんなすごいものが……と思って中身を確認したとき、気づいたのだ。
Bはめっちゃ楽
というのも、Bはお湯沸かしてドリップバッグをセットしたら、もう珈琲タイムである。それに引き換え、Cは自分でホットケーキを作らなくてはいけない。
あのホットケーキを家で食べられるのは魅力的だけど、正直めんどくさい。正月はなるべく楽したいしな〜。だからBが1番人気なのかな? よくわかんないけれど……
「じゃあ私もBコースで」
・ズボラな人間はBにしとけ
上のような経緯があって、私の手元には珈琲館の福袋Bコースがある。
こちらの中身は6500円相当で価格は4000円だから、2500円得したことになる。2500円あったら珈琲館でホットケーキを何枚食えるのだろう? と考えながら飲む珈琲は死ぬほど美味い。ついでに、お菓子的なヤツも普通に美味い。
何より、手間ゼロで珈琲ブレイクできるのがやっぱり最高。正月の忙しいときこそ、ラクできるありがたさが身にしみる……という私の意見に同意してくれる人はBがオススメだ。
なお、タイトルで「予約した」とあるが、店舗によって予約を受け付けていないところもある。っていうか、もう販売が始まっているから、見かけたらそのまま買う感じでOKかと思う。
注意点としては、福袋の販売が2023年1月9日までってこと。あと、福袋を取り扱ってない店舗があることだ。そのあたりは公式のプレスリリース(PDFの下の方)で確認できるから、最寄りの店舗がどうかをチェックしてから店に向かうのがオススメだ。
まぁ、今のタイミングだと「販売はしてたけど売り切れちゃった」って可能性があるかもだが……そうなったらそうなったで、普通にホットケーキを注文すればいい。売り切れの絶望感を帳消しにするヒーリングパワーが、あのキツネ色の物体にはあるかと思うぞ。
参考リンク:珈琲館(PDF)、PRTIMES
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼コーヒーチケットの使用期限は2023年3月31日まで
▼使えるドリンクはこんな感じ
▼タリーズの福袋のように袋(バッグ)の内側にポケットなどがあるわけではないが、使い勝手が良さそう
▼お菓子は4つ
▼Bコースはドリップバッグをセットしたら即珈琲タイムである