
2022年12月28日、モスバーガーから『一頭買い 黒毛和牛バーガー ~特製テリヤキソース~』が発売開始となった。単品価格は690円、100万食が売り切れたら即終了の限定商品となっている。
これだけなら「へぇ~」としか感じない方もいらっしゃるかと思うが、実業家の “ホリエモン” こと堀江貴文(ほりえ たかふみ)氏が激怒していると知ったらどうだろう? 果たしてホリエモンがブチギレている理由とは? そして黒毛和牛バーガーの味は? 詳細は以下でご報告したい。
・限定100万食のプレミアムバーガー
まずはモスバーガーの『一頭買い 黒毛和牛バーガー』について説明しておこう。黒毛和牛バーガーとはその名の通り「黒毛和牛のパティ」をいただけるハンバーガーのこと。発表によるとモスバーガーは「プレミアムなハンバーガー」と言い切っている。
また「牛を一頭買いすることでコストを抑え、通常のハンバーガーでは使えないサーロインやヒレなども使用した贅沢なハンバーガーになった」とのことだから、やはりかなり高級志向のハンバーガーなのだろう。
・ホリエモンの言い分
これに異を唱えたのが堀江氏。12月26日から自身のTwitterやYouTubeで10回以上にわたり『一頭買い 黒毛和牛バーガー』関連のメッセージを発している。モスバーガーが好きでよく利用しているという堀江氏が激怒している理由とは……。
・ 黒毛和牛は世界的に見てもトップブランドの牛肉である
・ それを690円で販売するって安すぎるだろ。シェイクシャックじゃ1番安いバーガーも食えないぜ?
・ 繁殖農家も肥育農家もモスバーガーも大して儲からない。モスの従業員の給料も増えない。誰が得するの?
・ 贅沢品はある程度高いから満足感が出るもの。690円じゃ消費者も大して喜ばない
・ 690円で販売することが業界のためになるのか? ダンピング(投げ売り)は黒毛和牛の価値を下げる行為である
・ 黒毛和牛は日本の宝。1000円でも全然安い。それを5ドルで売るって……寂しい
ざっと以上が堀江氏の言い分である。確かにそう言われると『一頭買い 黒毛和牛バーガー』はバカほど安く思えてくる。確かにアメリカではビッグマックも5ドルでは購入できない。
一方で「モスバーガーでバーガー1個に1000円以上払う人がどれだけいるかな?」と思うことも事実。モスが黒毛和牛を扱うなら相当数を絞るか、もしくは全く手を出さないが正解なのではなかろうか?
さてさてさて。
・黒毛和牛、しゅごい
ここまで前置きが長くなったが、ズバリ申し上げると『一頭買い 黒毛和牛バーガー』は「激ウマ」の一言。口に入れた瞬間にあふれ出す肉の旨味は、一般的なハンバーガーとは比較にならないほど強烈であった。
おそらくではあるが、ここまで肉の旨味が鮮烈なパティは、他のバーガーチェーン店も含めてかつてなかったハズ。実は今回モスご自慢の「とびきりバーガー」と食べ比べてみたのだが、とびきりバーガーのパティが無味に感じてしまうほど、黒毛和牛バーガーは肉の味が強かった。
・心に残った感情は
堀江氏の仰る通り、これは690円のバーガーではない。堀江氏が何度も「ダンピング」と言っていたが「確かにこりゃダンピングだわ」と納得せざるを得ないほど黒毛和牛バーガーは激ウマ。店を出た後、心に残ったのはお得感よりもむしろ “罪悪感” が勝っていた。
あくまで個人の感想に過ぎないが、堀江氏は大きく物事を捉えているし、何より黒毛和牛に誇りを持っているのだろう。ただ「今の日本で黒毛和牛の価値に気付ける余裕がある人がどれだけいるのかな~?」とも感じたモスバーガーの黒毛和牛バーガーであった。
参照元:Twitter@takapon_jp 、 モスバーガー
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼モスバーガーさん、黒毛和牛バーガーの価格破壊考え直しませんか?
▼Twitterはこちら。
俺はね、モスバーガー好きでよく食べてるけど、やっばり黒毛和牛100%ハンバーガーを690円とかで出して価格破壊して欲しくない。せっかく世界一のブランドになったのに自ら価値を下げまくってる。これ誰得なの? https://t.co/RlSmetbkWt
— 堀江貴文(Takafumi Horie、ホリエモン) (@takapon_jp) December 26, 2022
P.K.サンジュン




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