1000〜2000円台のチープ・コスメ福袋は「年末のよく分からないタイミングでドラッグストアに並び、気づいたら無くなっている」のが特徴。よって毎年12月はドラッグストアめぐりが日課になるのだが、今年は福袋を販売しないメーカーが多い様子である。ガッカリだな……。

そんな中にあって予約なしでも、急がなくても、年が明けてもほぼ確実に買えるのが『REBLON(レブロン)』の福袋だ。11月下旬には店頭に並ぶため、今年も余裕でゲットすることができた。さすがは俺たちのレブロン。開封前ではあるが、すでに満足げな自分がいる。

・今年は量より質

レブロンの2023年福袋(ラッキーバッグ)は4アイテム入り税込1980円、中身の総額は6600円相当とのこと。昨年は “定価8470円相当が入って2200円” だったので、この段階ではややスケールダウンした感が否めない。

定番商品の『カラーステイ ルックス ブック パレット』(アイシャドウ)だけは固定、残り3つはA(5種類)、C(4種類)、D(2種類)の各カテゴリから1つがランダムで入っている、というおなじみのシステムが採用されている。私が今年ゲットしたのは以下の4アイテムだ。


・フォトレディ キャンディッド ウォーター エッセンス コンパクト ファンデーション(ファンデーション)
・カラーステイ ルックス ブック パレット(アイシャドウ)
・カラーステイ グレイズ スティック(アイシャドウ)
・スーパー ラストラス ザ グロス(リップグロス)


・塗ってみる

“化粧下地とフェイスパウダー” が入った去年のレブロン福袋は「欲しい人はいいが、いらない人にとってはゴミ」になる危険を含んでいた。

その反省をふまえてか、今年は「より多くの人にとって使いやすいもの」がラインナップされているように感じられて……すごくイイと思いました! そもそも『カラーステイ ルックス ブック パレット』が入っている時点でほぼ勝ち確定案件なのだ、これは。

ちなみに2021年(2年前)の福袋に入っていた『カラーステイ ルックス ブック パレット』もかなり愛用させていただいた。2年周期で『カラーステイ ルックス ブック パレット』が入手できる流れ、今後も継続されると嬉しいな。

『フォトレディ キャンディッド ウォーター エッセンス コンパクト ファンデーション』は「水ツヤ肌ファンデーション」という触れ込み。

とりあえず塗ってみると…… “しっとり感” がマジですごい! この時期とくに乾燥が気になる人は一度試してみるべきである。日本人の平均と比べると色味が白っぽい気もしなくないので、ハイライトとして活用するのもアリかもしれない。

『カラーステイ グレイズ スティック』はメタリックな発色がウリだ。

今回入手した2つのアイシャドウはどちらも赤系なので違和感なく合わせることが可能。

最後にグロスを塗ったら……



ジャーン! 


“右側がいつものメイク・左側が福袋を使ったメイク” という比較のつもりが、言われなきゃ気づかない程度の誤差で収まってしまった。つまり「私が普段使っているコスメと大差ない」という結果が導き出されたことになり、レブロンの実力が証明された事案に他ならない。

新宿区内を見渡す限り、2023年版レブロン福袋はまだまだ在庫があるようだ。なんとなくレブロンを応援したい気持ちになった人は、お手隙で結構なので近所のドラッグストアをのぞいてみてくれ!

執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.


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