なぁ、みんな聞いてくれ。特にユッケが大好きなやつ聞いてくれ。俺はとんでもない情報を知ってしまった。
聞いて驚くなよ? 京都に「合法ユッケ かたまり」って名前の牛ユッケ専門店があるらしい! 牛ユッケだぜ? 桜ユッケじゃなくて、最近じゃなかなかお目にかかれないあの牛ユッケだ。しかもユッケを肉で巻いて食べられるらしい……。
ユッケ好きの筆者としては、こんな話は聞いたら居ても立っても居られねぇ! 京都に出撃じゃあああ!
・合法ユッケかたまり
というわけでやってきたのは、京都府・三条。「合法ユッケかたまり」は京阪本線の三条駅から徒歩6分ほどにある、京都あじびる河原町の9階。
三条に到着した筆者は、店まで小走りで向かった。念願の牛ユッケを腹いっぱい食えると思えば、自然と足が加速していたのだ。デブ・ゴー・ラン。
あっという間に店に到着。ごきげん小走りデブを、店で一番最初に出迎えてくれたのは……。
バカでかい肉のオブジェクト
筆者が究極の飢餓(きが)状態だったら、間違いなくかじりついていた。危ない危ない……朝に米を2杯食ってたおかげで助かったぜ。
席に到着して早速メニューを確認すると……
ご飯やお吸い物がついた御膳メニューと
いろんなパターンが楽しめる、手毬ユッケ丼がこのお店の主力のようだ。
丼にも御膳にもトッピングが可能なので、自分好みにカスタマイズ可能。つまりやろうと思えば、ユッケマシマシもできるってことか……夢が広がるな。
丼と御膳どちらにするか悩んだが、今回は1番人気の『絹とろ・手毬ユッケ御膳』(税込み2640円)を選択。もうメニューの写真だけでよだれがとまらん……暴走しそうなユッケ欲を必死に抑えながら、筆者は御膳の到着を待った。
・究極の生肉体験
店が混雑していたので、少々待ってからの御膳到着。
おおおおおおおおおおお! これがユッケ好きの夢が詰まった料理……。眩しすぎて直視できん。
食べ方は、店員さんによると「ユッケの周りにあるレアサーロインでユッケを巻いて食べる」とのこと。レアサーロインでユッケを巻く!? そんな食べ方しちゃっていいんすか? やべぇ興奮が止まらねぇ。
付属のだし醤油をかけたユッケに卵を絡めて……
レアサーロインで巻いてパクリ! ……こ、これは!
エクスタシイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
生だからこそ感じる肉の旨味が、口いっぱいに広がっている。口内でレアサーロインはあっという間に溶け、甘いサーロインの脂がユッケを包み込む。こんな美味さは人生で初めてや……。
あとやっぱユッケで楽しいのはこの弾力よ。ユッケを噛みしめると、ムチッとした歯ごたえがして「俺は生肉を味わっている! 」ってのがダイレクトに伝わってくるこの感じ。これがたまらねぇ。
もし筆者が「ミスター味っ子」のキャラなら、この美味さに感動してビルの窓ガラスを突き破って「美味いぞおおおおおおおおおおおおおおおおお」と叫びながら落下しているだろう。
セットのお吸い物も、牛の旨味たっぷりで最高。生肉のラッシュに疲れたら、いったんお吸い物で休憩しよう。
最後は残ったすべてのユッケと、わざびを乗っけてフィニッシュ。究極の生肉体験やった……。
ユッケ好きの筆者を大満足させた「絹とろ・手毬ユッケ御膳」は、2640円なのでランチとしては少し高くなってしまうが、ユッケ好きはぜひ一度味わってほしい。マジで感動する。
今度行くときは、ユッケ丼を頼んでトッピングに追いユッケとチーズを選んで、俺だけの欲望ぶち込みユッケ丼をつくりてぇな。絶対また行こう。
・今回訪れた店舗の情報
店名 合法ユッケ かたまり
住所 京都府京都市中京区山崎町238 京都あじびる河原町 9階
時間 11時30分~15時00分 、17時30分~21時45分
参考リンク:合法ユッケ かたまり 公式ページ
執筆:MG小川
Photo:RocketNews24