先日、青森県八戸市に2泊三日で滞在した。他県に行くと、私(佐藤)は必ずスーパーとコンビニをチェックするようにしている。そこにしかない商品が見つかるかもしれないからだ。

たとえば今回、ホテル最寄のセブンイレブンに行ってみたところ……あった! 「お一家族1つでお願いします」と注意書きされた商品を発見した!!

・初めて見た!

その店内をひと通り見たところ、販売商品は都内とほとんど変わらないように思えた。おにぎりや弁当に地域限定品があるくらい。そのほかに目を引くものはなかった……が! 弁当コーナーをよく見ると……せんべいがあるッ!! 

あのショーケースの下に並ぶ円筒形の物体は南部せんべいだな。


販売しているのは白せんべい・うすごま・ごま


まめ・砂糖・じゅねの6種類。「じゅね」とはエゴマのことである。いずても三戸の老舗「小山田煎餅店」の商品だ。


せんべいも気になったんだけど、その上の棚にあった商品の注意書きに目が行った。


「※せんべいのみみは お一家族 1つでお願いします」


ナニ!? せんべいのみみだと! 食パンの耳ならわかるけど、せんべいにもみみがあるの? 地元の人に聞くと、丸く成型する南部せんべいは余分な部分を切り落とす。その切り落とし部分を通称「みみ」と呼ぶそうである。小山田煎餅店のみみはとても人気の高い商品で、みみを求めて三戸の店舗まで行く人もいるとのこと。


・ナゾの中毒性がある商品

実物がこちら。芋けんぴやさきイカのようにも見えるね。購入価格は税込290円である。


2022年11月5日に購入した商品の賞味期限は11月9日だった。4日しかもたないようだ。


皿にあけると、やっぱり芋みたいに見えるんだよなあ。


どれ、1つ食べてみるか。食感は硬い餅を食ってるみたいかな。歯ごたえがしっかりしていて、噛むほどに味が出る。ほんのりとした塩気とゴマの風味。ビックリするほど美味いってわけじゃない……


ところが! 1本食ったら、また1本。それを食べたらまた1本と、自然に手が伸びてしまう。気づけばみみを食うループを止められねえ! 

これが人気のヒミツか。1度食べたら病みつきになるナゾの中毒性を感じる。まるでスルメのごとく、食えば食うほどクセになってしまう!

不思議な魅力のあるせんべいのみみ。もしも見つけたら買うべし!


参考リンク:VISIT HACHINOHE
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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