ズボラなくせに丁寧な暮らしにあこがれている。美しい景色が見たいし、できれば旬のものを食べたい。面倒くさいことは苦手だが、一丁前に風情は感じたいのだ。

たとえば夏だったら「とうもろこしご飯」が食べたい。炊きたての白いご飯の中に、とうもろこしの黄色い粒が輝く美味しそうな見た目。そしてほのかな塩気とともに、口いっぱいに広がるとうもろこしの甘み……。

そんな「とうもろこしご飯」がコンビニの食品で手軽に作れるとしたら? ちょっと丁寧なズボラが発見した奇跡のレシピをご紹介したい。


・セブンイレブンの焼きもろこしを使う

必要なものはたった2つだけ

・白ご飯
・セブンイレブン「屋台風 焦がし醤油の焼きとうもろこし」

ご飯は自宅で炊いたものでも、パックの白ごはんでもなんでもいい。作り方は超簡単。

① セブンイレブンの焼きもろこしを、袋の裏に書いてあるとおり、1分30秒レンジにかける

② それを炊きたてのご飯に好きなだけ混ぜる。

以上。これにて激ウマな「焼きもろこしご飯」の完成である。そのままでも十分美味しいけど、お好みで醤油をかけたり、バターとブラックペッパーをかけて洋風にアレンジしてもいいと思う。


・いろんな意味で革命的な焼きもろこし

今回のレシピで使ったセブンイレブンの「屋台風 焦がし醤油の焼きとうもろこし」はある意味で問題作である。屋台の焼きもろこしを粒にして売っちゃっているのだから……。

「焼きもろこしって美味しいけど、かぶりつくと歯と歯の間にとうもろこしの粒が詰まっちゃうのよね」
「それに、とうもろこしって大きいから、家だとうまく焼けないのよね」

というこちらの気持ちを察したかのような商品なのである。

安定のセブンプレミアム商品なので、味は当然ながらめちゃくちゃ美味しい。おつまみ向けにしてあると見えて、味付けはやや濃い目。とうもろこしのギュッとした甘みと、醤油の焼けた香ばしい香りが最高の傑作だと思う。

ただ「やっぱりとうもろこしはかぶりついてナンボでしょ」という気持ちがあるからなのか、便利さのわりにそこまで売れている感じがない。便利さと同時に「焼きもろこしをスプーンで食べる味気なさ」を感じるなんとも言えない商品になっているのだ。

ところがどっこい、これをご飯と混ぜるとアラ不思議。濃いめの味付けがちょうどよくて、ご飯に混ぜるだけで美味しい「とうもろこしご飯」が食べられちゃうのである。

セブンイレブンに売ってるから、夜中だろうと明け方だろうと「とうもろこしご飯食べたい」と思ったときに作れるのもズボラポイント高め。

食卓にとうもろこしご飯がある……それだけでグッと幸せな気分になれるので、お試しあれ。ただし、この「屋台風 焦がし醤油の焼きとうもろこし」あんまり日持ちしない。ズボラな私は一度腐らせてしまったので、買い置きは注意されたし……。

参考リンク:セブンイレブン
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.