この仕事をしていると、いろんな方面よりお誘いが来る。映画を見ませんか?(試写会)から始まり、これ食べてみませんか?(試食会)、ここに行ってみませんか?(見学会)などなど。しかし今回の誘いはスゴかった。
「漂流してみませんか?」
なんなんだそのエクストリームすぎるお誘いは。なに会なんだそれは。なんだかよくわからないけど、漂流してみたいので乗ってみた。しますします! どこに行けばいいですか?
・エクストリーム集合時間
誘い主は、便利でお得な遊び予約サイト『アソビュー!』の広報さん。そして指定された集合場所は、山口県は下関にある某ホテルのロビーに……
_人人人人人人人人人人人_
> 午前4時集合──! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
誘いの内容もスゴけりゃ集合時間も前代未聞。しかし、逆に期待は高まる一方だ。まだ太陽が昇らぬうちに向かったのは『豊田湖畔公園キャンプ場』。目の前には湖がある。もしやここで漂流──!!??
と思いきや!
──と、実にのんびりとしたカヤックでの冒険だった。初体験だったが、しっかりとガイドさんがレクチャーしてくれたので、ものの数分で自由自在に操作できるように。また、湖面は静かなので、漂流することもなかった。
ちなみになぜ午前4時集合だったのかというと、「カヤックに乗りながら朝日を見る」という目的も含まれていたからだ。しかし残念ながらこの日は曇りで、朝日を拝むことはできなかった。くそっ、日頃の行いが悪かったかーっ!
・いよいよ漂流体験
そんなカヤック体験が終わるや否や、お次は海がキレイな角島(つのしま)方面へ。漂流体験を提供している『海耕舎』さんのオフィスで簡単な説明を受けたのち、さっそくビーチへ車で向かい……
ウェットスーツに着替え……
バナナボートにまたがり……
GO!
遠慮のない猛スピード!
そして沖合いに着いたあたりで……
私だけ降ろされ──
あぁ……
これが……
漂流体験……
見渡す限り水平線。
一人で海のど真ん中に取り残され、
プカプカと浮遊した感想は──
_人人人人人人人人人人人人人人_
> めちゃんこ寂しい……!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
「1人レストラン」だろうと「1人焼肉」だろうと、これまで何度も「1人」を体験してきた、寂しさには比較的強い私だが、「1人漂流」だけは寂しさを感じた次第だ。
しかし、みんなで漂流すると──
めちゃんこ楽しい!
やはりこういうレジャーは、1人ではなくみんなでワーワーキャーキャーと感想を言い合いながら一緒に楽しむのが大吉だ。
そんなこんなで──
無事帰還!
スリルあり、癒しあり、そして何より “無の境地あり” で文句なし、面白かった〜! ちなみに料金はドローン撮影つきで1万円からと意外に安い。帰りに温泉でひとっ風呂するのも良いかもね。気になる人は、アソビューさんを要チェック!\(^o^)/
参考リンク:アソビュー!、早朝カヤックアドベンチャー、角島海域漂流体験、動くなら下関
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
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▼本当に海のど真ん中で漂うことになる