最近の缶詰はすごい! 加工技術が進化して、以前では考えられなかったような料理まであの小さな缶に詰め込まれている。たとえば寿司やだしまき、牡蠣入りお好み焼き(カキオコ)まで登場している。
まだまだあるぞ! 変わった缶詰。今回紹介するのは「茶わんむし」だ。中身は一体どんな感じで入ってるの? っていうかそもそも「茶碗蒸し」って……。
・茶碗蒸しの缶詰!?
「茶碗蒸し」って、その名の通りに茶碗で蒸してるから茶碗蒸しだよね? この商品は、製造過程で缶ごと蒸しているだろうから「缶蒸し」じゃないの? ……まあ、そんなこと言い出すと、ペヤングは「焼きそば」じゃなかったりするんだけどね(もはや、焼きそばですらなくなりつつあるけど……)。
話を戻そう。この缶詰は東京・神田の缶詰専門店「カンダフル」で発見したものだ。カキオコの隣においてあって、カキオコと茶わんむしのどっちを買うか迷ったんだよね。結局どっちも買っちゃった。
ちなみに「海鮮茶わんむし」と「比内地鶏入り茶わんむし」の2種類あり、価格はいずれも税別500円だ。開缶したらそのまま食べられるらしい。加熱する場合は湯せんのみで、電子レンジは使用不可なので注意してほしい。
缶そのものは真っ白でシンプル。とくに特徴的なものはない。
では中を見てみよう。プルタブを引いてパッカン!
↓
↓
↓
↓
↓
見た目は想像以上に普通に茶碗蒸し。スイーツみたいに見えそうだけど、しいたけがその可能性を否定している。
食べるとコレが当たり前に茶碗蒸し。出汁がしっかりと出ていて、生地の硬さもちょうどよい。
しかもだ!
枝豆が1粒入っている!!
食べた瞬間、「お! 銀杏(ぎんなん)」と錯覚してしまったが実は枝豆だった……。それでも嬉しい食感のサプライズである。
茶碗蒸しはやっぱり常温よりも温かいものを食べたいよね。家で湯せんするのもいいけど、キャンプの調理で鍋に放り込んで温めて食うのが1番美味そうだ。戸外で食べる茶碗蒸し、最高にウマいんだろうなあ。
ってことで、キャンプに出かける予定のある人は、1缶持っていくことをオススメするぞ!
・今回訪問した店舗の情報
店名 カンダフル エキュートエディション新橋店
住所 東京都港区新橋2丁目17 JR新橋駅1階北改札外
時間 11:00~20:00 日祝11:00~19:00
参考リンク:こまち食品工業株式会社
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼こちらもどうぞ!