ロケットニュース24

【ややこしい】サイゼリヤの一部店舗限定「ランチ 牛100%ハンバーグ」を食べて来た……のだが

2022年5月18日

サイゼリヤの一部店舗で “牛100%ハンバーグ” が提供されている」と小耳に挟んだのは、つい先日のこと。まずは試験がてら、一部店舗で限定販売を試みるのはサイゼリヤの常套手段である。

つまり「牛100%ハンバーグが全国展開される可能性大」ということに他ならないため、勇んで該当のサイゼリヤに足を運んで来た……のだが。味うんぬんではなく、サイゼリヤのハンバーグの迷路にハマり込んでしまったようだ。

・常套手段

サイゼリヤがテストを兼ねて一部店舗で限定販売を実施するのはいつものこと。例えば最近グランドメニューになった「フレンチトースト」も、当初は一部店舗のみの販売であった。

そういう意味で『牛100%ハンバーグ』が全国展開される可能性は極めて高く、当サイトとしても「なる早で押さえておきたい!」と考えるのは自然な流れであろう。サイゼリヤの『牛100%ハンバーグ』なんて絶対にウマいに決まってやがる。

・実施店舗

さて、ここで『牛100%ハンバーグ』の販売店をご紹介しておこう。通常のランチのハンバーグ(500円)に「150円」か「200円」を追加すると『牛100%ハンバーグ』にグレードアップできる仕様となっている。

プラス150円
・ビビオ赤羽店、四葉店、志村2丁目店、北赤羽駅前店、エムズタウン赤羽台店、ダイエー西台店、板橋東口店

プラス200円
・東穂座間店、足立江北店、足立伊興店、西新井西口店、ベルクスモール足立赤羽店、東武梅島駅前店、西葛西駅店、江戸川南篠崎店、江戸川春江店、船堀店、一之江駅前店、西葛西駅南口店、アリオ葛西店、イオン葛西店


今回は500円の「通常のハンバーグ」と、プラス150円の『牛100%ハンバーグ』を食べ比べてみることにした。ソースは安定の「オニオンソース」にしてみたゾ。

・通常のハンバーグ

最大の特徴は、ふっくらとした食感だ。肉汁も多めなので “ふっくらジューシーなハンバーグ” と申し上げていいだろう。ライスも付いてこれが500円なら文句なし! サイゼリヤのコスパの高さを改めて思い知らされた気分だ。

・牛100%ハンバーグ

通常のハンバーグと比較すると “ふっくら感” はほぼ無い。肉汁は多いものの、その量自体は通常のハンバーグの方が多い。一方で肉の味と肉々しさが強かったのは、間違いなく『牛100%ハンバーグ』の方である。

味が強いオニオンソースと一緒に食べても『牛100%ハンバーグ』は肉の味を感じ取れたため「肉の旨味を堪能したい」という方はこちらがオススメ。ただ通常のハンバーグでも十分にウマいため「絶対に変更した方がいいよ!」というほどの差はなかった。

・衝撃の事実が発覚

いやー、牛100%ハンバーグウマかった。これは全国展開待ったなし! ……なんて思いながらグランドメニューを見ていたところ、衝撃の事実に気付いてしまった。


400円のハンバーグも牛100%だと……?


待て待て待て。全国展開に先駆けて『牛100%ハンバーグ』をテスト販売しているとちゃうんかい! それともグランドメニューの「牛100%」とは違う牛肉なのか? これはややこしすぎる……!

というわけで、すぐさまサイゼリヤの広報にコンタクトを取り「ランチハンバーグ」「プラス150円の牛100%ハンバーグ」「グランドメニューの牛100%ハンバーグ」の違いについて聞いてみることにした。サイゼリヤからの回答はというと……


「ランチで提供していますプラス150円の牛100%のハンバーグは、グランドメニューで使用しているハンバーグです。通常のランチハンバーグは、合挽肉を使用しています。今回の目的は、オプションで付加価値を得られることによる喫食時満足度の確認です」


なんと……! てっきりいつもの「新メニューのテスト販売」かと思っていたが、今回に限ってはそういうことでは無いらしい。あくまで「喫食時満足度の確認」であり、新メニュー『牛100%のハンバーグ』のテスト販売ではなかった。トホホ。

とはいえ『牛100%ハンバーグ』もしっかりウマかったので、興味がある方はグランドメニューの「ハンバーグ」をご賞味いただきたい。また、いずれ今回のテストを元にランチハンバーグも牛100%ハンバーグに変更できるようになる……のかもしれない。

参考リンク:サイゼリヤ公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

モバイルバージョンを終了