2022年4月22日、世界最大規模の売り場面積を誇る「無印良品」が広島市にオープンした。同店ではほぼ全ての無印良品の商品を購入できるうえに、地産品の販売や地元を楽しむイベントが行われ……さらに西日本初となる「まちの保健室」なども設置されているという。

今すぐ何か買いたいわけではないのだが、最強と言われている無印良品には行ってみたい……と思っていたら、タイミング良く近所に用事があったので店内の様子を確認しに行くことに。んで、ついでに広島県内の生産者と開発したという大注目商品も買っちゃいました!

・アルパーク西棟がリニューアル

世界最大の無印良品がオープンしたのは……JR新井口(しんいのくち)駅から徒歩約3分の大型ショッピングセンター「アルパーク」西棟の1〜2階だ。この度 “キセキのリニューアル” を果たしたアルパークの最大の目玉が無印良品である。

数年前にすぐ近所に住んでいた私は、あまりの人の多さに衝撃を受けた。あの寂れていたアルパークがここまで進化するとは……さっそく連絡橋(2階)から入店すると、いきなり主役の無印良品がお出迎え。うおおおおお、めちゃめちゃ賑わっている!

ざっくり言うと、2階には家具や収納用品、キッチン用品、家電などがある他に、イベント(つながる市)が開催されていて……1階には衣料品や食料品、生活雑貨等が売っている感じ。そして同店では、無印良品として初めての取り組みがいくつか実施されている。

・ヘアケア製品の量り売り

まず、シャンプーやコンディショナーをはじめ、ボディソープやハンドソープを必要な分だけ購入可能。空のペットボトルやソープボトル等を用意すれば、100グラムから買うことができる。プラごみが漂うことのない瀬戸内海を実現する県の取り組みを応援していくとのことだ。

また規格外などの理由で利用されなかった木材を活用した家具の販売もスタート。一生モノの一点物は要チェックだろう。

また、フードロス削減のために食品や茶葉の量り売りコーナーもあり。とくに雑穀や乾物を中心にナッツやドライフルーツを20グラム以上から1グラム単位で購入できるコーナーが人気で行列(入場制限)ができていた。

・ひろしま牡蠣チャウダー

んで、私が購入したのは……広島県内の生産者と開発した新商品『ひろしま牡蠣チャウダー(590円)』である。県産の不揃い牡蠣と低脂肪乳を使ったチャウダーで、電子レンジ(500W)で5分温めたらすぐ食べられるらしい。

パッケージにある「大野瀬戸」は、県内でも牡蠣の産地として有名。風味が豊かで味が濃いのが特徴と言われているのだが……

これが激ウマ。めちゃめちゃ濃厚でクリーミーだった。バターでソテーした牡蠣のダシのコク深さがたまらない。旨味たっぷりで朝から贅沢な気分が味わえたぞ。広島の美味しい牡蠣をもっと身近に……という理由で開発したそうだ。気軽に無印で購入できるのはありがたい。

・くらしの全部が揃うだけじゃない

というわけで、アルパークの無印良品はほぼ全ての商品、衣食住の約7500点が揃っている……だけでなく、広島そのものもガッツリ味わえるので機会があればぜひ足を運んでみてほしい。牡蠣好きの方は、牡蠣チャウダーも忘れずにゲットすること!


・今回訪問した店舗の情報

店名 無印良品 広島アルパーク店
住所 広島県広島市西区井口明神1-16-1 アルパーク西棟1、2F

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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▼広くてワクワクする店内

▼ひろしま牡蠣チャウダーは忘れずに

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