買い物に行かなきゃと思いながら「出かけるのめんどくせえ!」ってことは誰にでもあるはず。仕事で手が離せない時やドラマ・映画鑑賞に夢中な時に、「誰かに代わりに買って来てー!」と叫ぶ持ちにさえなる。

そんなわがままをかなえるサービスが登場した。宅配スーパー「OniGO(オニゴー)」は10分で注文商品が届くという

実際に利用してみると、予想時間をはるかに超えた……。でもイイ! これ超便利じゃん!!

・魅力は10分

オニゴーは2021年6月創業の日本初のダークストア(通販の配送拠点として機能するお店)である。食品から日用品まで幅広く取り扱っており、現在配送は都内の一部に限られているのだが、年内に23区全域のカバーを目指しているそうだ。

最大の魅力は10分以内の配達である。ひょっとすると自分がスーパーに行くよりも早く商品が届くかもしれない。


なお配送料は一律300円で初回利用は無料。8~23時まで利用可能とのこと。


・注文してみたら……

幸いなことに私(佐藤)の住む地域はこの4月から配達可能になった。やったぜ、ちょっとした買い物に出かけなくて済むぞ~! 何を頼もうかなあ。

野菜や肉、魚などの生鮮食料品をお願いできるのは良いね。あと、電池とかティッシュとかの日用品も頼めるのもうれしい! トイレットペーパーとか持ち歩くの面倒くさいもの。

注文はアプリのみで決済はカード払いに限られる。詳しい利用方法はアプリの説明をご覧いただきたい。


さあ、頼むぞ! ……とはいっても、今、切実に欲しいものはないんだけどなあ。とりあえずバナナ(税込170円)とりんご(税込204円)、冷凍ギョーザ(税込354円)、オートミール(税込325円)をお願いしてみた。

初回送料無料だからもっと頼んでもよかったかもな。


注文を確定する前に入力した住所の確認項目が表示された。そこには驚くべき内容が記されているじゃないか!



「約21分~26分以内に安全運転でお届けします!」



じゅ、10分じゃなかったのか……。でもまあ、配送の混み具合や道路事情を考えたら遅れるのは仕方ない。フードデリバリーなら30分くらい普通だしね。待つとしましょう。


・10分じゃなかったけどイイ!!

配送準備が整うとアプリ内のチャットに配達員からメッセージが届いた。出発のタイミングがわかるのはいいね。安心感がある。


参考までに到着時間を測っていた。予告通り10分経過してもまだ来ない


まだかな~? と思いながら30分経過した直後に玄関のチャイムが鳴った!


注文の品は無事に届けられましたよ!!


バナナとりんご、冷凍ギョーザにオートミール。全品確認しました。


10分では届かなかったけど、このサービスはとっても助かる。「ちょっと買い物に出かける」といっても、なんだかんだで30分くらい費やしてしまうのなら、30分自宅にいられる方がずっといい。待っている間にやりたいことができるしね。

私の場合は自宅で記事を執筆していると、中断してまで買い物に行く気がないのだ。記事を完成させるまで動きたくなくなってしまう。そんな時に、ちょっと買い物をお願いできると作業を中断せずに済む。

今後さらに取り扱い商品が増え配達員が拡充されれば、10分配達が当たり前になるかも!? オニゴーのこれからに期待したい!


参考リンク:OniGOPRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Screenshot:iOS「OniGO」