レジ横にズラっと並ぶコーヒー豆。自分が普段コーヒーを飲まないため忘れがちなのだが、カルディが一番力を入れている商品は誰がなんと言おうと「コーヒー」だろう。
そう考えると、新年度の始まりと共に発売された「春のコーヒーバッグ」は、数あるバッグシリーズの中でも一段と気合いの入った商品であるに違いない。
購入前どころか詳細告知が出る前からハードルを上げて待ち構えていたのだが、さすがカルディ。今回も我々の期待をゆうに超えてきたぞ……!
・「春のコーヒーバッグ(税込1600円)」の中身
・マイルドカルディ 200g
・カフェオレブレンド 120g
・【セット限定】マンデリンフレンチ リントン地区 120g
・【セット限定】パプアニューギニア ウリャ農園 120g
・保冷バッグ
色からして春ですなぁ。保冷バッグは「ライトブルー」と「クリームベージュ」の2種類から選べるが、今回はライトブルーをチョイス。メインのコーヒーもそれぞれ豆か粉かを選べる親切仕様となっているため、家に帰ってから「ミルがない!」だなんて焦る心配も無い。
保冷バッグ+コーヒー4種類というシンプルな内容は、過去のバッグシリーズと比べるとインパクト薄め。毎シリーズ追いかけてる身としては、マグカップとかお皿とか、そういうちょっとした雑貨を求めてしまう気持ちもある。
でも、一度冷静になって考えてみるとバッグのお得さが見えてきた。人気ナンバーワンの「マイルドカルディ」はレジ横で値段を見てみると200gで594円。「カフェオレブレンド」は200gで858円だから、120gだと500円ちょいの計算になる。
あとの2つはバッグ限定のコーヒーのため値段は不明だが、おそらく「カフェオレブレンド」と同じくらいかそれ以上のお値段がつくだろう。
そう考えるとコーヒー4種類だけですでにバッグ本体の値段(1600円)を上回る計算となるため、保冷バッグは実質タダで付いてきてるということになる。
シンプルな内容が故にむしろ計算しやすくなってコスパの良さが浮き彫りになったな。コーヒーをよく飲む人ならば迷わず買いと言って良いだろう。お得すぎるもん。
・ふいに明かされた『カルディ』の由来
さて、写真も一通り撮ったしせっかくだからコーヒー飲もうかなと、手に取った「マイルドカルディ」。何気なく裏を見てみると、なにやら「カルディ伝説」との文字が。なんでも「カルディ」の由来について触れられてるみたいだ。
昔、エチオピア奥地に1人の山羊飼いが住んでいた。ある日、飼っていた山羊が夜になっても治まらないほど興奮して飛び回っていたため原因探ったところ、草と一緒に食べた赤い実に辿り着いた。
そこで山羊飼いも赤い実を食べてみたところ気分が爽快になり元気が出たため、その話は修道僧を通じて遠い国まで伝わることとなった。その時の赤い実が「コーヒー」で、その山羊飼いの名前が『カルディ』だった(一部抜粋)。
……ん? ちょっと待てよ?
山羊じゃなくて飼い主が『カルディ』なの!? ずっと山羊が「カルディ」的なものだと思ってたんだけど!!!!
調べてみると、山羊にはちゃんと「ヤギべえ」という名前があるみたい。何十回とカルディに通ってて今の今まで知らなかったよ、ごめんヤギべえ……。
・数量限定だが1人10個まで購入OK。在庫は豊富そう
コーヒーバッグを手に取ったことで、カルディについてのプチ知識まで身についてしまったな。ちょっと話が脱線してしまったが、「春のコーヒーバッグ」がとにかくお得だということが伝われば幸いだ。
店舗によって状況は違うだろうが、体感的に今までのバッグシリーズより減りの勢いは穏やかな印象。ただし数量限定というのは変わりないため、欲しい人は早めに動き出した方が良いだろう。
色とりどりのコーヒーは春気分を高めてくれるし、ポケット付きの保冷バッグは新生活で需要がありそう。なにかと慌ただしい新年度、たまにはコーヒーでほっと一息つきながら頑張っていかないとね!
参考リンク:カルディ「春のコーヒーバッグ(ライトブルー)」、カルディ伝説
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
▼サイドの柄がライトブルーとクリームベージュで少し違う。ブルーはこんな感じだけど、ベージュは控えめのワンポイントだった。横のポケットが便利でうれしいね。
▼タイプが違うコーヒーが4種類。