池袋駅東口から歩いて5分ほどの場所に、ベトナム・ハノイでめちゃめちゃ有名な「フォー専門店」がある。地元で行列ができるほどの人気店が2019年3月に日本初上陸……ってか、ハノイでしか食べられない伝説の味が池袋で気軽に楽しめるらしい。
そんな情報を知人に教えてもらい、先日仕事帰りに行ってきたのだが……一発でハマった。完全にハマってしまった。本当に毎日行きたいレベル。本場・ハノイのような店の雰囲気、香り、味を楽しめるのが最高。海外旅行気分を味わいたい方は必見だぞ!
・フォーティントーキョー
お店の名前は「フォーティントーキョー」。メニューは「牛肉のフォー(920円)」のみで、レシピは本店オーナーから正式に譲り受けたもの。これまで様々な国から出店オファーがあったが全て断り……はじめてOKを出したのが東京だったという。
19時過ぎに池袋店を訪れると数人の列ができており、入店するのに15分ほどかかった。どうやらお客さんの8割〜9割はベトナム人のようだ。つまりベトナム人が認めたフォー、ベトナム人が並んででも食べたいフォーってこと。最強ってことだ。
・本場、登場
ひさしぶりの海外旅行気分を味わっていると……待ちに待った「牛肉のフォー」が本場のオーラをムンムンに漂わせながらやってきた。具材はシャキシャキしたネギとパクチー、牛肉、そして米麺。別皿にはライム。
・ちょっとした発見
さて、何度か通ううちにいわゆる “本場風の楽しみ方” も覚えた。別に大したことではないが、多くの人がライムをスプーンに押し当てて汁を入れていたのでマネをするようにしている。「なるほど、そうやって食べるのか」という発見が面白い。
それでは、ということでスープからいただくと……ああもう並んでよかったと本気で思える味。だしの旨味と爽やかな酸味が生むキリッとした味わいがたまらん。激ウマ。聞くところによると、秘伝のスープは毎日9時間以上かけて牛などを煮込んでいるらしい。
麺はというと、むっちり柔らかく口当たり滑らかでスープとの絡みも抜群。シャキシャキ歯切れの良いネギが食感のアクセントになっている。そんなネギの合間から顔を出すのが牛肉……食べ応えもあって満足度はかなり高いぞ。毎日食べたいと思えるほど好きだ。いや本当に。
さらに途中で「オリジナルチリソース」を加えて味変を楽しむのも本場流なのだとか。試しにスプーン1杯分入れてみたら……旨辛でクセになる味わいにハマってしまった。大正解。実際に現地で食べているかのような臨場感も楽しめました。最後の一滴まで完飲。うまかった〜。
・新宿店もあり
ちなみに、池袋店が大フィーバーした勢いで新宿店も2021年に誕生したという。マジで行くしかねえ。本場が認めた伝説の味だから、興味のある方はぜひ味わってみてほしい。ここ最近で一番ハマったかも。
・今回訪れた店舗の詳細データ
名称 フォーティントーキョー
住所 東京都豊島区東池袋1-12-14 ハヤカワビルB1F
時間 11:00〜21:00
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.