ガチなケーキ屋とやり合えるクオリティでお馴染み、コメダの季節のケーキが2022年2月24日にリニューアル。6月中旬頃までの予定で、春夏の新作ケーキが登場した

今回の4品は「ベリーストロベリー」「くちどけシフォン」「ごちそうクリーム」「よくばりショコラ」。お値段は、全て共通で税込み450円~540円。さっそく全て食べてきたので、どんな感じだったかお伝えするぞ!!

・苺三昧

まずは「ベリーストロベリー」から。


端的に言えば、苺のモンブランだ。トップに乗っているのは、もちろん苺のチョコレート。フォークでカットしてみたところ、中身はこんな感じ。


クリームに埋もれてわかりづらいが、微妙に小さい苺の何かしらっぽい赤いモノが入っているのがお分かりいただけるだろうか。これは苺のピューレ。底のシフォンもよく見るとピンク色。ちゃんと苺の味がした。

上から下まで全て苺だ。ちなみにクリームはただの苺クリームではなく、チーズケーキ的な酸味がある。おそらくクリームチーズが使われているのではなかろうか。

甘さというよりも、チーズの酸味にエンハンスされた苺の酸味と香りが武器な感じがする。苺とチーズケーキの両方が好きな方はこちらをどうぞ。


・薫る抹茶

続いては「くちどけシフォン」。


春夏のフワフワ枠は抹茶風味だ。いつもそうだが、このシフォンの生地のフワッフワ感はヤバい。マジで無重力。今回も期待通りのフワフワ度だ。


フワフワなのは生地だけでなく、クリームもかなり軽い口当たり。店内のメニューによると、全ての部位に抹茶を使ったそうだ。抹茶風味はそこはかとなく渋さを感じさせる甘さ控えめなタイプ。落ち着いた味わいだ。


・さつま芋の至福

そして「ごちそうクリーム」。


今回もっとも変化球ぎみなのは、これだと思う。この時期にまさかの さつま芋。というか、さつま芋系のケーキ自体が他と比べるとレア度やや高めな気がする。

端の方にはピンクのファンティーヌ。さつま芋の皮を表現しているのだろう。


さつま芋風味のクリームはこってりした口当たり。「くちどけシフォン」とは全く異なるアプローチだ。生地はカラメル風味で、クリームと合わさり甘さも全力。ハッピー感高いと思う。


・チョコの饗宴

最後は「よくばりショコラ」。


ビジュアルの、そして名前の通りチョコレートがメインな一品。言うまでもなさそうだが、チョコ好きはこれ一択だろう。


最上部の何やら粗い表面は、クラム状になった生地。この部分の食感はビジュアル通りにラフだ。その下に来るのが、まったりとしたチョコレートソース。

そしてチョコレートのスポンジが間に入り、下にはガナッシュとラズベリーソース。


ラズベリーソースはラズベリー風味の主張のためというよりも、その酸味でチョコレート風味に深みを出すためではないかと感じる塩梅だった。

ぱっと見、茶色一色のシンプルなチョコレートケーキに見えなくもないが、実はそこそこ手の込んだ造りとなっている。油断ならない一品だ。

ということで一気に食べてきたが、一言でまとめるなら、コメダの季節のケーキ新作は春夏もガチだったという感じ。

一部店舗では値段が違っていたり、取り扱いが無い店舗がある点に気を付けてくれ。また、一時的に売り切れている場合もあるようだ。販売期間はいつも通り長いので、気長に全制覇してみてはいかがだろう。

参考リンク:コメダ珈琲店
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼売り切れてた
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