
本が入った福袋ってないのかな? と思って探していたところ、グラフ青森の『本の福袋 タイムスリップしたいあなたへ』を発見した。
グラフ青森は、青森の魅力、青森の豊かさ、青森を創る人達の想いを伝えるという、地域密着型の出版社。一体どんな本が入っているのだろうか……? 注文から数週間後に届いた紙袋をワクワクしながら開封してみたぞ。
・グラフ青森『本の福袋 タイムスリップしたいあなたへ』(税込2000円)の中身
・グラフ青森 No.77
・青森の暮らし No.407
・青森の暮らし No.425
・ふり返れば懐かし
雑誌のバックナンバーが3冊と、単行本が1冊。計4冊が入っていた。
・1985年の青森へタイムスリップ!
一体どんなところがタイムスリップなんだろう? と思いつつ『グラフ青森 No.77』を手に取ってみたところ……
昭和60年発行!?!?
マジかよ! 昭和60年と言えば西暦1985年、つまり37年前の雑誌が届いたということである。
試しにパラっとページを開いてみたところ……
スパイ防止法!?!?
第1インパクトが強烈に政治的な話題で驚いた……が、他のページは青森県民の暮らしや文化を伝えるのどかな話題が中心。
地元のそば屋さんにインタビューしたり、農協青年部の活動を紹介したりと、当時の青森県を覗き見ることができるような内容であった。
・昭和の雪国の生活が思い浮かぶ
続いては『ふり返れば懐かし』を見てみよう。
この本は、農家の主婦である外崎令子さんが昭和時代の農作業の光景や当時の暮らしをまとめた生活史。平成14~20年の間にグラフ青森にて連載されていた内容が、1冊にまとめられた本だそうだ。
パラパラと読んでみたところ、当時のランドセルが厚紙製であったこと、雪に掘った穴の中に魚を保管していたこと、雪が積もる山へ薪を切りに行ったことなど、現代では考えられない生活が綴(つづ)られていた。
伝聞ではなく本人が語るように書いているため、当時の情景が思い浮かぶようなリアルさがあった。
・青森の暮らし
続いては現在も発刊中の『青森の暮らし』のバックナンバー。知られざる観光地や名所、グルメや特産を紹介している雑誌だそうだ。
425号の特集は駄菓子。さっそく『あん玉』という聞きなれない単語が登場した。
あん玉とは、くじ付きのお菓子。あんこのボールを割って、中に色付きのあんこが入っていたら当たり。当たった人は大きいあんこ菓子をもらえるという仕組みなのだそうだ。
時代の変化と共になかなか見られなくなってしまったが、青森市には少数ながら、今でも取り扱っている駄菓子屋さんがあるのだとか。
407号の特集は、未来に伝えたいふるさとの味。
青森県に伝わる郷土料理を、作っている方へのインタビュー・レシピを交えて紹介している。表紙にはべこ餅、けいらん、イカの寿司、いちご煮、ねりこみと聞きなれない料理が並んでいた。
読んでみたところ、けいらんは材料が手に入りやすく、筆者でも作ることができそうだ。白玉粉で作った生地にあんこを包み、すまし汁に入れる料理ということなので、近いうちにチャレンジしてみようと思う。
郷土料理は、作り手が減って失われつつある文化のひとつである。青森の暮らしの誌面からは、文章と写真を残すことで郷土料理の文化を後世へ伝えたいという、丁寧で切実な気持ちが感じられた。
4冊の本を読み進めるうち、そもそも広島出身の筆者にとって、青森の文化は時代を問わず知らないことばかりであると気が付いた。気候も生活も、採れる野菜や海産物すらまったく違うのだろう。
──そんなわけで、読み終わった後はすっかりトリップ&タイムスリップをした気分になっていた。
福袋の販売は終了しているが、グラフ青森では引き続き3か月に1回 青森の暮らしを発刊しているそうだ。青森県在住の方にとってはお馴染みかもしれないが、県外の方が読むと新しい発見が多く面白いだろう。興味がある方はチェックしてみて欲しい。
参考リンク:グラフ青森
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
高木はるか








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