とにかく優しい。涙がこぼれるほど優しい。ドトールの「初荷」である。
スターバックス、無印良品、カルディ、マクドナルドと「編集部全員で応募してみた」企画にことごとく落選し、すっかり腐っていた筆者。人気だとわかっているなら、なぜたくさん用意しないのか。
ところがどうだ、ドトールときたら11月中旬から12月下旬まで1カ月以上に及ぶ予約期間のあいだに、目玉のmozコラボでもばっちり予約できたし、なんなら予約がなくても通常セットなら買えるぞ。
・全7種(税込1800円~税込5800円)
ラインナップは全7種類。予算に応じて、またドリップカフェかコーヒー豆かという好みに応じて細かく選べる。構成もシンプルで、基本的には「どれくらいの量のコーヒーが欲しいか」で選べばよい。
コーヒー豆セットには、全国の店舗でコーヒーが飲める「コーヒーチケット」がつくほか、寅年仕様の「オリジナルキャニスター缶」がつくプランもあるぞ。
この寅デザイン、紙袋にもなっているのだけれどとてもイイ! 模様に見えて実は「二〇二二」なところも憎い。
・オリジナルコラボセット(税込4300円)
ここでは今年のオリジナル商品「オリジナルコラボセット」をご紹介。
コラボしているmoz(モズ)はスウェーデン発の北欧ブランド。大きなツノのトナカイのようなイラストはヘラジカだ。スウェーデンではおなじみの動物なのだそう。
まずはmozデザインのかわいい厚紙で包まれたドリップカフェのセット。
中身は「マイルドブレンド」「ドミニカンブレンド」「ハワイコナブレンド」「ブルーマウンテンブレンド」の4種。それぞれ5袋入りなので、20杯分ということになる。
そして「moz×DOUTOR オリジナルドリップポット」。
内側に刻印された豆マークは、ドトールのドリップカフェを淹れるのに最適な湯量を示すもの。豆1つなら1杯分、豆2つなら2杯分だ。
お湯を計量する必要がなくなるほか、沸騰したお湯をドリップポットに移し替えることで、コーヒー抽出に適した湯温になるのだそう!(ドリップポットを直接、熱源にかけることはできない。)
フタがしっかり閉まる突起つき。細かいところまで考えられている。
続いて「moz×DOUTOR オリジナルタンブラー」。手に持ったときに熱くなりにくいステンレス二重構造だ。
背の低い小ぶりのタンブラーで、ドリップカフェに合わせた口径、かつドリップカフェ1杯分のサイズ感なのだそう。とことんドリップカフェにこだわっている。
セット内容は以上! 通常価格に対して740円お得とのこと。
「初荷」販売期間は2022年1月10日までだが、在庫がなくなり次第終了。筆者の訪れた店舗では、mozオリジナルコラボセットは予約で完売、それ以外のセットはどれも購入可能な状態だった。
セットによっては最大3710円もお得になり、コーヒーは消耗品のように定期的に買う人も多い商品だと思うので、大容量のセットがお勧めだ。
「ドトール バリューカード」で購入すると、ハズレなしの「初荷2022 運だめしくじ」に参加できる特典つき。
欲をいえば、ドリップカフェのセットにもコーヒーチケットが欲しい! なぜって、ドリップカフェをチョイスするのは、コーヒーは好きだけれど豆から淹れるほどの時間や余裕がない、という人のはず。
そんな筆者のような人ほど店舗でコーヒーを飲みたいのだ。ドトールさん、いかがでしょう?
参考リンク:株式会社ドトールコーヒー
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.