キャンディーやグミのトップメーカーとして、唯一無二の歴史を築きあげているUHA味覚糖。すぐには商品が浮かばなくても、「ぷっちょ」「e-ma」「コロロ」など、パッケージを見ればだれもが「ああ!」と思うはずだ。

そんな老舗菓子メーカーから1万円の福袋をご紹介したい。

……と、おそらく読者のみなさんは「い、1万円!?」と思っただろう。筆者も思った。実売価格100円~200円の市販の菓子で1万円の福袋とは、なかなかに強気である。いったいどれだけ詰めたら1万円分になるのか、想像を超えてくるその中身がこちら!


・「お菓子な福袋」税込1万円

12月某日、家電でも入っていそうな巨大サイズながら、やたらと軽量なダンボール箱が届いた。カッターでテープを切って開封すると、チラリとこちらを覗いている目!

出てくるのは「米袋」だ!


ガチである。米20kg用の特製紙袋だそう。


そして中からは、数えきれないほどのお菓子、お菓子、お菓子!

部屋がとんでもないことになった。撮影用に整えていないのでお見苦しくて申し訳ないがカオスである。いったい何個、あるいは何種類あるのか想像もつかない。


・中身はこちら(※福袋の性質上、内容が異なる可能性があります)

それでは内容物の紹介を一気にいってみたい。まずは定番商品から!

・おさつどきっ プレーン味
・おさつどきっ 塩バター味

・ぷっちょ袋 4種アソート
・ぷっちょ袋 ルビーロマン
・ぷっちょボール
・ぷっちょボール しゅわしゅわ炭酸アソート

・ぷっちょグミ ぶどう
・ぷっちょグミ ソーダ
・ぷっちょスティック すっきりシャインマスカット
・ぷっちょスティック すっきりぶどう
・ぷっちょスティック ストロングコーラ
・ぷっちょスティック ストロングソーダ

・コグミ
・コグミ ドリンクアソート
・コグミ 乳酸菌ドリンクMIX

・コロロ コーラ
・コロロ グレープ
・コロロ ソーダ
・コロロ マスカット

・シゲキックス シゲモンの足跡 エボリューションソーダ
・シゲキックス ソーダ
・シゲキックス レモン

・忍者めし 梅かつお
・忍者めし 巨峰

・機能性表示食品 リセットレモングミ
・機能性表示食品 リセットうめグミ

・レインボーラムネミニ
・レインボーラムネミニ ソーダ

続いてUHA味覚糖の十八番、キャンディーにいってみよう!

・特濃ミルク8.2 すっきり鮮度ミルク
・特濃ミルク8.2 北海道産ミルク
・特濃ミルク8.2 塩ミルク
・機能性表示食品 特濃ミルク8.2 カフェオレ
・機能性表示食品 特濃ミルク8.2 ラムレーズン
・機能性表示食品 特濃ミルク8.2 あずきミルク

宝石みたいな琥珀色のキャンディー「純露」がめちゃくちゃ懐かしくてエモい!

・純露
・ノンシュガー贅沢なゼロ キャラメルミルク味
・塩あずき
・バターボール
・塩の花

・CUCU とろける塩キャラメルミルク
・CUCU とけあう黒糖とミルク

こちらも定番、のど飴各種

・高濃度ビタミンCのど飴
・透き通ったミントのおいしいのど飴
・機能性表示食品 ハチミツしょうがのど飴
・濃い柿渋のど飴
・邪払のど飴

・e-maのど飴 容器 カラフルフルーツチェンジ
・e-maのど飴 容器 グレープ

見るからにすっぱそうなビタミン系の商品たち

・e-maのど飴 袋 VCレモン
・Cケア フルーツアソート
・すっぱいさけるグミ サワーレモン

あまりUHAのイメージは浮かばないけれど、スナックもある。今回の福袋は「お客様が知らないUHAのお菓子に巡り逢っていただきたい…。そんな思いも詰まった商品です」とのこと。なるほどね!

・Sozaiのまんま コロッケのまんま
・Sozaiのまんま コロッケのまんま 二度づけ禁止ソース
・Sozaiのまんま コロッケのまんま デミグラスソース味

・麻青豆
・麻ピー
・麻ピー 黒胡椒炒め味

栄養食をこんなに展開しているとは知らなかった。

・ビーガンカカオバー フルーツグラノーラ味
・ビーガンカカオバー ラムレーズン味
・ビーガンカカオバー ローストアーモンド味
・SIXPACK KETO Dietサポートプロテインバー チョコナッツ味
・SIXPACK プロテインバー クランベリー味
・SIXPACK プロテインバー キャラメルピーナッツ味
・SIXPACK プロテインバー チョコレート味

最後にバラエティ班といったらいいか、アラカルト商品が数種

・リンググミ
・つむグミ 頭脳パズル
・ぷっちょワールド すみっコぐらし ロールメモテープ
・プロドレ たまねぎ味
・なが〜いさけるグミ 巨峰

・マーケットオー リアルブラウニー


・以上70点!!

ここまで驚愕の事実にお気づきだろうか。ひとつとして「同じ商品」がないのである。たとえば「ぷっちょスティック」でも、シャインマスカット、ぶどう、コーラ……とすべて味違い。

その分「よし、コロロ3種……」と写真を撮り終わった後に、菓子の山の中から「もう1種類あったー!」ということを発見したときの筆者の落胆ぶりを察していただけたら救われる。誇張ではなく、撮っても撮っても終わらなかった。


なんとアイテム数70点、商品総額1万4200円相当! 店頭価格から約30%オフだという。賞味期限はもっとも短いものに合わせて「2022年6月」となっており、半年もあるから十分だ。

食品の実売価格は流動的で、コンビニとスーパーでも異なったりするので、実際のところどれくらい得なのかはわからない。というか、実売価格を確認する気も起きないほどのボリュームである。


しかし、これだけはいえる。


70種の菓子を一度に買うという行為は、正月にのみ許される愉悦である……!


記事執筆日現在、第1回目の受付は終了。第2回については、第1回目の受注状況によって実施するとのことなので、続報を待ちたい。


参考リンク:UHA味覚糖
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.