ジングルベール♪ ジングルベール♪ 言うとる場合かッ! キリスト教徒でもないのに、イエスの生誕を祝ってる場合じゃない。12月24日は我々にとってもっと身近な神が生誕した日なのである。

そう、餃子の王将DA! 俺たちの王将が京都四条大宮で創業したのが54年前の今日!! は? クリスマス? 寝言は寝て言え! 12月24日、25日は餃子の王将創業祭だろうがァァァアアア!!

・創業祭とは

というわけで、2021年12月24日、オープン直後に行ってみた。毎年、微妙に内容が変わっている餃子の王将創業祭。今年は500円ごとに250円割引券が1枚もらえるようだ

割引券目当てであれば、「天津飯(税込528円)」が最も効率的ではあるが、私(中澤)は普通に「炒飯セット(税込951円)」を注文した。あと、以前の記事で紹介されていた「チキチキボーン風味 骨付きスパイシーフライドチキン(税込638円)」も。


普段なら、プラス1品は注文しないのだが、どうせ500円ごとに250円帰ってくる。気になっていたメニューを気兼ねなく食べるチャンスでもあるのだ。

・割引券だけじゃなかった

計1589円なので、割引券は3枚もらえた。すなわち、750円分。有効期限は2021年12月26日から2022年2月28日まで。効率無視で欲望が赴くまま食べても、結果として実質半額となったのは嬉しいところである。


だが、実際に現地でもらえたのは割引券だけではなかった

スタンプカード? どうやら、300円ごとにスタンプが貯まるシステムなようでぽんぽんぽんとスタンプが押される。もらったばかりなのにあと1個で満タンだ。6個集めると餃子無料券として使えるらしい。こ、これは……

年末年始お客様感謝キャンペーン……!


2021年12月13日からの年末年始お客様感謝キャンペーンと創業祭がダブっているのである。感謝しすぎだろ……!!

ちなみに、2つとも1会計につき1枚の使用で他の割引券との併用はできないが、逆に言うと長く安くなる。まさに、普段王将にお世話になっている人ほどありがたいキャンペーンと言えそうだ。

・餃子の王将の意志を感じた

それにしても、餃子の王将創業祭が良いのは大して盛り上がっていないこと。毎年、特別混んでいるというわけでもないのである。本日も餃子の王将は至って平常運転に見えた。

ひょっとしたら餃子の王将は創業祭を通して我々にこう伝えたいのかもしれない。「生誕祭なんてこんなもんでいいんだよ」と──。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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