綾鷹ウマすぎィィィイイイ! 感極まって叫んでしまったが、つまり結論はそういうことだ。ペットボトルの抹茶ラテ「綾鷹」と「クラフトボス」の2つを1カ月間飲み比べ続けた結果、最終的には綾鷹の圧勝に終わった。
最初飲んだ時は味こそ違えど、差はあまりないように感じた2つ。しかし、飲めば飲むほどに明確になっていったことがある。それは綾鷹が税込157円、クラフトボスが税込138円という価格差……ではなく……
・クラフトボスは飽きる
ハマったら一直線な性格である私(中澤)。この飲み比べもやろうと思ってやっていたことではなく、ただ単にペットボトルの抹茶ラテにハマりまくっていただけである。
が、ほぼ毎日抹茶ラテを飲んでいると、クラフトボスは味に飽きてきた。一方、綾鷹はずっと最初の感動のまま。同じ抹茶ラテなのに。
そこでそのことを意識して飲み比べ続けたところ、そうなった理由は甘さである気がした。クラフトボスは甘ったるい。それに比べて綾鷹はなんか甘さがスッキリしている。飲めば飲むほどにその甘みの違いが明確になっていった。
・改めて飲み比べてみた結果
以上が、私がペットボトルの抹茶ラテにおいて綾鷹圧勝を語るようになった経緯であるが、1カ月飲み比べたからこそ見えることもあるだろう。そこで今、細かい違いを意識した上で改めて飲み比べてみた。
こうやって飲んでみると、綾鷹とクラフトボスは飲み心地からすでに全然違う。綾鷹は液体の中にお茶のような粉感がありサラサラしているのに対し、クラフトボスはミルクのように滑らか。
・甘さの質が違う
前述の甘みについても、甘さのレベル自体はそんなに違わないのだが質が違う。クラフトボスの甘みは舌に残るのに対して、綾鷹は後味で若干お茶の味がして甘みが自然にスッと引く。私が感じた甘ったるさは、この後味の違いから来たものだと思われる。
例えるなら、クラフトボスは抹茶味のミルク、綾鷹はミルク味のお茶。1カ月飲み続けた結果、お茶好きの私は綾鷹圧勝という判断となったが、どちらが好きかは好みや飲む頻度でも違うかもしれない。というわけで異論は認める。ペットボトルの抹茶ラテを愛する人は、ぜひ自分にベストな抹茶ラテを叫んでくれ。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.