速報! 2021年9月8日からスシローに「新物うに」が登場するぞ!! しかも税抜き100円(都市型店舗は120円)だァァァアアア! 公式サイトでも発表されていないこの情報を私(中澤)がなぜ知っているかと言うと、店舗のレーンを流れるポップに書かれていたからである。

スシローが時々こうやって次回キャンペーンの告知をしていることは以前の記事でお伝えした通り。久しぶりにスシローのうにが食える! そう、スシローでは うには定番メニューじゃないのだ。厳密に言うと、かつては定番メニューだったのだが消えたのである

・わさびなすは定番メニューなのに

うにと言えば、スシローどころか寿司全体の定番と言えるだろう。少なくとも、私はまぐろレベルで注文する。しかし、前述の通り、スシローではうにが定番メニューではない。わさびなすは定番メニューなのに

っていうか、わさびなすよりはどう考えても うにの方が定番だろコラ! 黒門伊勢屋のわさびなすこそ、「大阪うまいもん市」とかだけでいいだろスシローこの野郎!!


失敬、思わずキレてしまったが気づけば消えていた うに。広報いわく、定番メニューから外れたのは2013年で、原因はまさかの「美味しくなかったから」なのだという。

・うにがメニューに復活するまで

実は、スシロー社内の試食会では以前から「うには美味しくない」と言われていたそうだ。自分たちが食べたくないものを需要があるという理由だけで客に出せないという気持ちから、うにが定番メニューではなくなったとのこと。

その後、良い素材を求めて、うにの漁獲量No.1大国のチリにたどり着いたスシロー。しかし、チリでは うにを食べる習慣がなく加工技術が進んでいなかった。そこで現地の生産者と協力して加工工程や物流を見直し、納得できる商品にしたのが、今の うにらしい

こだわりの垣間見えるスシローのうにトーク。これを聞いてしまっては、うにが定番ではないことにキレられない。なにしろ、今回も税抜き100円で出してくれるわけだし。

ウマさと安さのバランスには理由がある。というわけで、スシローファンは、今から9月8日の うに に向けてスケジューリングしていくのもありだろう。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.