カロリーが高いから美味しいのか、美味しいからカロリーが高いのか。どこの誰が言ったのか知らないが、非常に言い得て妙である。永遠の謎と言えるだろう。

例えばバウムクーヘンにチーズをのせてハチミツをかけるなんて、その最たる例だ。確実にハイカロリーであろうが、確実に美味しい。こちら、ニッカウヰスキーがTwitterに投稿した公式レシピでウイスキーとの相性も良いという。そんなの、実際に作ってみるっきゃないよな! 


・身近な材料で作れるよ

はちみつの日(8月3日)に合わせて、ニッカウヰスキーが投稿した『はちみつチーズ・バウムクーヘン』というメニュー。具体的にはバウムクーヘンにスライスチーズを乗せトースターで5分ほど焼き、はちみつをかけ黒コショウを振るだけだ。

身近にあるシンプルな材料ばかりで、かなり手軽。味についてはなんとなーく想像できるようだが、いまいちイメージが定まらなくもある。百聞は一見に如かず、さっそく自分で作ってみよう。

【材料】

バウムクーヘン
スライスチーズ
はちみつ
黒コショウ


【作り方】

1.バウムクーヘンを適当な大きさに切って、チーズをのせる。


2.オーブントースターなどでチーズが溶けるまで(5分ほど)焼く。


3.トースターから取り出しはちみつとコショウを振って完成。


・力強い甘じょっぱさ

いちいち説明するまでもない、簡単な手順だ、バウムクーヘンなどの量は、自分が食べたいだけ用意すればよいと思う。1人でちょっと食べるだけの場合は、コンビニ等で販売している、小サイズの輪切りのものを使うと良いだろう。

焼き加減など好みに寄るだろうが、記者は多少焦げ目がつくくらいしっかり目に焼いた。パリッとした表面を楽しみたい人には、オススメだ。フワフワ系が好みであれば、ほんのり温めるくらいでちょうど良いだろう。


さて、肝心の味だが……なるほど! これはなかなかクセになる味だ。美味しい。バウムクーヘンのバター味とスライスチーズが同じだけの力をもって戦っている感じだ。各々の強い主張を感じるが、力加減が等しいため程よくまとまっている。

そこにバウムクーヘン本来の甘さとはちみつが加わることでまろやかに、シメとして黒コショウのピリッと感で統一感が生まれている。甘じょっぱいという言葉だけには収まり切らない力強さを感じた次第。この味は唯一無二だ。


オヤツでもない、かといって今晩のおかずでもない。ニッカウヰスキーの公式レシピなだけあって、やはり酒のお供というポジションが一番しっくりくる。もちろん言うまでもなく、ウイスキーとの相性は抜群だ。

健康に気遣う三十路としては内心カロリーが引っかかるところではあるが、美味しければゼロカロリーなので大丈夫。心の健康のために、気にせずガンガン行こうと思う。


いつもと違うツマミを求めているそこのアナタ。出来上がるまでの時間は多く見積もっても10分以内だ。今からでも遅くはない、ちゃちゃっと作って晩酌に彩りを添えてみてはいかがだろうか。

参考リンク:Twitter @nikka_jp
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼唯一無二の味だった「はちみつチーズ・バウムクーヘン」

▼もちろんウイスキーに合うよ~!! 

▼ニッカウヰスキーの公式レシピは、どれも参考になります!