新宿駅東口の巨大猫が話題だ。ざっくり説明すると、駅前ビルの最上階に設置された広告ビジョンに体長10メートルを超える大きな三毛猫が登場するのだが……この猫ちゃんがとんでもなくリアルらしい。つまり飛び出すような映像になっているのだとか。ほほう。

てことで先日、新宿に行ったついでに猫ちゃんに会いに行ってきたのだが……マジでかわえええええええええええええええええええええ! 最高にかわええええええええええええええええええええええええ! となった。そのまま担当者に話を聞いてきたでござる。

・新宿東口の猫

2021年7月からスタートした巨大猫の映像は、新宿駅東口前に新しく設置された「クロス新宿ビジョン」で放映されている。大きな特徴は「湾曲ディスプレイ」を活用した3D動画。150平方メートル超級では国内唯一の4K相当画質で、インパクトは抜群である。

ビジョンを運営しているユニカによると、話題の猫ちゃん映像は「おはよう編(毎時00分)」「おしゃべり編(毎時25回)」「おやすみ編(19時30分〜20時)」の3パターンが用意されているという。(2021年8月3日時点)

日中は、通常の広告放送の合間にチラッと(約15秒)猫が登場する。通行人を見下ろして猫語で話しかける演出が激カワ……なのだが “猫待ち” するのはちょっと大変。ビミョーに「密」になるうえに、暑くてバテそうになるからだ。また実は問題があって……

スマホで撮影すると、どうしても画面に波打った感じが出てしまう。スマホでパパッと撮影しても……クソォォ、リアル感が全然伝わってこない。こちらも担当者に相談したのだが、どうしても調整が難しいという。この迫力は “生” で味わうのがベストということなのか。

ま、カメラの設定に詳しい人ならスマホでもキレイに撮影できるのかもしれない。一応、ゆっくり撮影できる「おやすみ編」でリベンジしたら、日中に比べてスマホでもキレイに撮影できたので参考にしてみてほしい。おやすみ編では、猫があくびをしていた。かわいいぞ。

なお今後も新作が登場予定で、現在予定されているのは「無重力編」とのこと。それって無重力空間に猫ちゃんがいるってことですか? と質問したら「その通りです」と一言。今後も主役は猫ということだ。

・最新情報はSNSをチェック

渋谷のハチ公、池袋のいけふくろう、新宿は猫がシンボルとなるだろう。ちなみに放映時間等の最新情報は、新宿東口の猫「公式ツイッター」等で発信中。遠方で見に行けない方もSNSをチェックしておくと良いだろう。

そういえば、中国では宇宙船のデジタルサイネージが話題になっていたような。これから飛び出す系の大迫力広告がドンドン増えるのかもね。うーむすごいな。とりあえず、無重力の猫ちゃんを楽しみにしておこう。


・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称 新宿東口の猫
住所 東京都新宿区新宿3-23-18 クロス新宿ビル屋上

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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