スイカバーの種が2倍になった『BIGスイカバー(チョコ種200%)』が、2021年7月5日から全国のコンビニにて販売されている。スイカバーの種はスイカバーの食感と味の両方にとって、ナイスなアクセントとなる重要な要素。
それが2倍。ふむ……それは結局のところ、何個入ってるんだろう? 2倍とアピールされると急に数えたくなってしまった。ようし、数えてみるか……!
・スイカバーが犠牲になっています
本題に入る前に断っておくが、本記事では1本の尊いスイカバーが、食べられることなく消費されている。犠牲になるスイカバーの姿というのは、人によってはショッキングであったり、著しい精神的な不快感や、冷静さを保つことが困難なほどの激しい怒りの発作につながる恐れが否定できない気がしなくもない。
ということで、そういったタイプの方はこの辺りで閲覧を終了するのが良いだろう。種の数をカウントするためには必要な犠牲であった……そう受け止められる方のみ先に進んでほしい。
・溶かす
方法は簡単だ。スイカバーを溶かし、種だけ抽出してカウントする。ただそれだけのこと。幸か不幸か本日は久しぶりに晴れており、めちゃくちゃ蒸し暑い。特別なことをするまでもなく、コンビニで買った後にブラブラと歩いて持って帰ってきただけですっかり溶け切っていた。
開けてみると、こんな感じ。
このままでは種を取り出しにくいので、中身を皿に移すことに。ここから種だけ箸で取り出して
カウントしていくスタイルだ。
・カウントのレギュレーション等
ちなみに、袋の内側に張り付いていた種も、しっかりと皿に移してカウント漏れしないように配慮している。
また、カウント時の細かいルールとして、このように割れた種の破片と……
本来であれば種の中にあるはずのパフが露出したものは、可能な限りイイ感じに1つの種になるような組み合わせを探し出した上で、その破片&パフの1セットで種1個としてカウントしている。
それではいよいよ発表しよう。こうして数えた結果、 『BIGスイカバー(チョコ種200%)』の種の数は……
123個
・驚きの精度
ということなのだが、まあ所詮はサンプル数たったの1。もしかしたらこれは上振れ個体かもしれないし、下振れ個体かもしれない。もちろん、これこそが模範的な数値である可能性もある。
……ではあるが、少しだけ「本当に2倍なのか?」と気になって、「スイカバー 種 数」でググってみることに。きっとどこかのネタ系メディアなり、YouTuberなりが数えているはずだろう。すると、さすがはGoogle先生。
何年も前にいくつかのメディアが、とあるYouTuberの方が数えた動画を記事にしていることを教えてくれた。結論を述べると62個だったもよう。見ず知らずの誰かが何年も前にノーマルの種の数を数えた結果が62個。2倍のを今しがた筆者が数えてみたら123個。
見事にほぼ2倍やんけ!!! もちろん奇跡的な偶然の可能性はあるが……そうでないなら、ロッテはスイカバーの種の個数を高度にコントロールできているということになる。スイカバーが恐るべき精度で製作されている説。俄然スイカバーの製造工程や種の数の管理方法が気になってきたが、全ては株式会社ロッテの中の人のみぞ知ること。いつか種明かしされる日が来るのだろうか。