一時期と比べるとさほど “映え” に重きを置かなくなった気配はあるものの、それでもインスタグラムを中心に “映える” 投稿は後を絶たない。映えるものはとことん映えらせたらええがな。個人的には “映え” にもろ手を挙げて賛成だ。
そんな “映え” の中でも今回はとっておきのスイーツをご紹介したい。その名は『ショートケーキ缶』──。全国的にまだまだ入手困難な、映え映えな映え番長スイーツである。
・自動販売機での展開も
『ショートケーキ缶』とは、北海道や東京を中心にパフェ専門店やリゾット専門店を展開する「株式会社GAKU」が開発した新種のスイーツのこと。お察しの通りショートケーキが缶に詰められており、その映え度は港区女子も悲鳴を上げるレベル……だと思う。
それはどうでもイイとして、現在意匠登録出願中だという『ショートケーキ缶』は、東京は渋谷のリゾット店「Risotteria®︎GAKU渋谷」で先行発売中。7月からは札幌にて自動販売機を使った販売を開始するとのことだ。
自動販売機で買えるショートケーキ。しかも映え映え。さらに味まで良ければ文句なし! これは本格的に流行る前に先取りしたい!! というわけで「Risotteria®︎GAKU渋谷」にて『ショートケーキ缶』を購入することにした。
だがしかし、Twitterを中心にバズった翌日は即完売のためあえなく惨敗。リベンジに臨んだ2日目にようやくゲットに成功した。価格は1つ900円。ついでに姉妹商品の「ふわ缶」を3種類、それぞれ700円も購入した。
・思わず投稿したくなる映え力
で、圧倒的な “映え度” についてはここでは多くを語らない。お世辞にもキレイとは言えない雑多な事務所で撮影しても『ショートケーキ缶』は映えていたから、とりあえずSNSに投稿しておけば「イイね」が多く付くハズ。普段は映えに無関心な人ですら、ショートケーキ缶は思わず投稿したくなることだろう。
で、肝心のお味もなかなか良き! 生クリームは甘さ控えめで、べったりとした脂肪感もないフレッシュな生クリームである。そこにスポンジとイチゴはもちろんのこと、アクセントのナッツがイイ仕事をしてる!! ショートケーキとしてのレベルも高いと言って差し支えない。
とはいえ、同レベルのショートケーキは世の中にもそれなりに存在する。「ただ缶に入っている」と言えばそれまでだが、缶に入れることで差別化を図り、ショートケーキに別の価値をもたらしているのだから『ショートケーキ缶』は立派だ。映え代とアイディア料で900円、全然ありだと思います!
・ふわ缶も美味しい
なお、姉妹商品の「ふわ缶」は、生のイチゴが入っていないショートケーキ缶と考えればいいだろう。果実の代わりにジャムが使用されており、味は「イチゴ」「柑橘」「ブルーベリー」の3種類が用意されている。映え度はやや劣るが、こちらもきっちりおいPかった。ショートケーキ缶もふわ缶も主役は生クリームである。
というわけで、今後メッチャ流行る……かもしれない『ショートケーキ缶』を、今のうちからぜひ覚えておいていただきたい。自分用でもいいが、手土産にしたら喜ばれること間違いなしの鉄板スイーツとなりそうだ。
参考リンク:株式会社GAKU 、 Twitter @risotteria
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼7月からは札幌で自動販売機による販売も開始するそうだ。
本日、大阪にオープンします🙇🏻♂️
夜パフェ専門店
Parfaiteria PaL心斎橋5月1日 13:00~ new open
オープニングのパフェは
左から「難波バナナ男爵」
「太陽の丘」
「ピスタチオとチョコレート」
「紫陽花パフェ-Annabelle hydrangea-」
「はじめてのチョコミントパフェ〜すずらん仕立て〜」 pic.twitter.com/eAKWCaZ0at
— 橋本 学 /Gaku inc. (@risotteria) May 1, 2021