ミニストップの魅力といえば、おにぎりがいつでも100円! あと店舗によっては量り売りのお惣菜コーナーがあったり、ちょっと変わったホットスナックも目白押し。おっと、ソフトクリームの存在も忘れてはならない。ミニストップの代名詞といっても過言ではないだろう。
しかし、断言しよう。ミニストップの最高傑作は「フローズンヨーグルト」である! 異論は認めない。そのぐらい自信を持って推せる……にもかかわらず、どうも世間から過小評価されている気がしてならない。フローズンヨーグルトは、もっと評価されてイイ!
・死ぬほど地味だが……それがいい
評価がどうとかそういう話以前に、そもそも知名度が低い気がするのも否めない。実際、知らない人も一定数いると思うので、そういう方向けにちょっくらミニストップへお連れしましょう。まず冷凍ショーケースをのぞきますよね? すると……
ありましたありました。税込み140円ナリ。白・青・黄色の “ミニストップカラー” が全体的に淡くトーンダウンされたデザインで、なんだか目に優しい~。ていうか地味……。ビビッドカラーの多い冷凍ショーケースの中では、どうしても地味に映ってしまう。
「もっと主張してこいよ! そんなんじゃ消費者の目を引くことができねえぞ!」──と思わなくもない。しかし一度食べてみればわかるのだが、この優しい~デザインが、フローズンヨーグルトの優しい~味と見事にマッチしているのだ。外装と中身が調和していて、実に秀逸なデザインだと思う。
・まろやか、なのにサッパリ
さっそく中身を見てみよう。蓋をベロンチョしてみると……
そこは雪国でした。真っ白な雪原。純粋無垢なピュア・ホワイト。ふつくしい……。
開封してから溶けるのを待つ必要はない。そのままザシュッ! とスプーンでひとすくいして口に運ぶと……
シャクッ、ホワ~
控えめな甘味と酸味を含んだまろやかなヨーグルトがたちまちに雪解け……。喉元をすぎれば、そのサッパリとした後味と満足感に驚くだろう。
言うなれば、爽やかでみずみずしい「ガリガリ君」と、クリーミーなアイスクリームの良いとこどりをしたような味わい。このあんばいが “ちょうどいい” のだ。食後(特に油っこいモノを食べた後)・お風呂上がり・運動した後などに食べると、もう、最高!
・低カロリー&乳酸菌入り
これだけおいしいにもかかかわらず、そのカロリーはたったの117kcalである! 参考までに、一般的な同じサイズのバニラアイスなら大体2~3倍のカロリーだ。
しかも、ですよ? どうか驚かないでほしいのだが、こやつ「生きた乳酸菌」が入ってやがるのだ……!!
つまり、おいしくて低カロリーな上に、身体に良いものを摂取できるということなんですよッ!!!! 神か? 神なのか!? これで罪悪感を抱けという方が無理だろ!!!! ねぇそうでしょう、奥さん!!!?(落ちつけ)
・季節の限定フレーバー
最高すぎる……もう一生ついていく。そう誓いたくもなるのだが、実はこのフローズンヨーグルト、季節の限定フレーバーが定期的に発売されるので、つい浮気しちゃうというのも事実。だって、これがまたウマイんだもの!
ちなみにフローズンヨーグルト・ファンの私は現在、自宅の冷凍庫に「もも」と「パイナップル」と「ブルーベリー」を鑑賞用として保存してある(ストロベリーもあったのだが、うっかり食べてしまった)。
この季節限定フレーバーはどれもこれもハズレはないのだが、食べ終わると決まって「やっぱり普通(ノーマル)のフローズンヨーグルトがもっとも完成されているな……!」と再認識させられる。そう、冒頭でも述べたように フローズンヨーグルト(普通の味)はミニストップの最高傑作なのだ。
・「トップバリュ」には姉妹商品
ということで、今度ミニストップを見かけたら何も考えずに、とにかくフローズンヨーグルトを買い物カゴへ放り込んでくれ。え? ミニストップが近所にない? では『イオン』『ダイエー』『まいばすけっと』などのイオン系スーパーはないだろうか?
ミニストップの親会社はイオンで、そのプライベートブランドである『トップバリュ』からは姉妹商品のフローズンヨーグルトも販売されている。本家ミニストップのものよりも少し小ぶりな分、お値段も安い(税込84円)が、味はそのまま!(←メーカーにも確認しました) いずれかの形で入手できる方は、だまされたと思って一度たべてみてくれ。飛ぶぞ。
参考リンク:フローズンヨーグルト(ミニストップ)、フローズンヨーグルト(トップバリュ)
執筆:ショーン
Photo:RocketNews24.