いま日本で最も勢いのあるソシャゲ、それが「ウマ娘」だ。事務所で仕事をしているとしょっちゅう「ウマ娘」というワードが聞こえてくるし、あの田中マーくんがガチ猛者だったこともつい先日判明したばかりである。

かつて競馬はそれなりにたしなんだ私、P.K.サンジュン自身はウマ娘に手を出していないが「ゲームをやらない妻がウマ娘にドハマりした」と以前の記事でお伝えした。だがしかし、現在妻は “とある理由” でウマ娘を放置している次第だ。

・ゲーマーじゃないのに

猛烈にポケモンGOをプレイしている私と違って、妻は基本的に “非ゲーマー体質” である。せいぜいツムツムやポコポコ、また「あつ森」を軽くプレイする程度で、場合によっては寝る間を惜しんでまでゲームを優先する私とは種類の違う人間だ。

ところがどっこい、ウマ娘にはあっという間にハマった。というか、ドハマりした。詳しくは以前の記事をご覧いただきたいが、妻の口から「サクラバクシンオー」と発せられたときは、軽く目まいを覚えたものである。

そんな妻は1カ月ほど「ウマ娘」に熱中したものの、現在は一切プレイしていない様子。元来、熱しやすく冷めやすい性格なので、私としては「やっぱりな」というのが正直なところだ。だって、ダートと芝の違いさえわかってないんですよ?

・飽きただけかと思いきや

私自身が「ウマ娘」をプレイしていない以上、妻がウマ娘を放置した理由にあまり興味はない。それでもつい先日、会話の流れで「そういや、最近ウマ娘やってないね」という私の一言から、事態は思わぬ方向に進んでいってしまったのだ。


「いや、やってないんじゃなくて封印してるの。やりたいよ、本当にウマ娘やりたいよ! 今だから言うけど、みんなが寝た後に毎晩コソコソやってたんだから!! もう毎晩3時くらいまでウマ娘三昧ですよ」

「ただね、やることも多いし、やろうと思えばいくらいでも出来ちゃって危険なのよ。ソシャゲで “これはヤバいかも” って感じたのは初めてですわ。そりゃ世界のマーくんもハマりますよ!」

「というかね、本当にウマ娘だけやって生きていけるなら本当にそうしてるね。課金するかはともかく、育児も仕事も無ければとりあえず10日間くらいひたすらウマ娘だけやって過ごしたいよ! 気分屋のウオッカが私を待ってるんだ!!」


要するに妻は「あまりにもウマ娘が面白過ぎたため自制している」「じゃないと普段の生活がままならない」ということらしい。先述の通り、妻は “非ゲーマー体質” なので「そこまで?」と私が1番驚いている。

それほどまでに妻を夢中にさせるウマ娘の魅力とはいったい……? 以前は「私が育ててあげなきゃ」という責任感(?)がモチベーションだったようだが、改めて妻にウマ娘の魅力を聞いてみたところ、こんな返答があった。


「レース自体も楽しくてさ、大きいレースで思ったようにスキルが発動したときとかはタマらないよね。最後の直線でさ、ギュイーンと行ったときはガッツポーズが出るから。しかもスキルはコンボするから」


「そ、そうか……」


──完──


参考リンク:ウマ娘プリティダービー公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会、(C) Cygames, Inc.
ScreenShot:ウマ娘 プリティーダービー(iOS)

▼マーくんはガチ猛者。