
現代社会を生き抜く必須スキルともいえる、空気を読む力。 “察し” で成り立っている日本を象徴する考え方だが、ときに我々を追いつめることもまた事実。
そんな “空気を読みあう風潮” を、ユーモアたっぷりにゲーム化してしまった「空気読み」シリーズから、最新作がリリースされた。
パンチングマシーンでは女子は男子よりも低い成績を出さないといけないのか!? 歯医者での「痛かったら手を挙げてくださいね」は詭弁(きべん)なのか!? 正解のない問いが次々と繰り出される!
・『みんなで空気読み。3』(税込510円)
有名タイトルなので名前は知っていたが、筆者は初プレイ。歴史は古く、第1作目は10年以上前だという。いったいいつから我々は空気を読むことに苦しめられてきたのか……。
スマホやニンテンドーDSなど、いろいろなデバイスで展開されてきたが、今回はNintendo Switchのダウンロード専用ソフト。税込510円と、1時間程度でさくっと遊べるボリュームだ。
それではプレイ開始。赤いラインで示された「お前」を操作して、適切だと思われる行動をとる。つまり、空気を読んだ振るまいをする。
ちなみに筆者は社会人歴ン十年、そんじょそこらのヒヨッコには負けない常識人であると確信している。どちらかというと「レールから外れるのに抵抗がある」方だし、警察や教師など権威のある人から怒られることは、大人になったいまでも非常に苦手だ。
なのでゲーム序盤は、「これが求められている」と察したことは、忠実に実現していった。
プレイは完全にノーヒント。操作説明もなく、どのボタンを押したら、どんな挙動をするかもわからない。
ちょっとした操作ミスで画面がおかしなことになるなど、思わず「ぶはっ」と笑ってしまう展開の数々!
プレイヤーである「お前」は、常識にのっとったプレイもできるが、「頭おかしいの!?」というクレイジーな行動もとれる。常に無表情なのがまた不気味である。夢に出そう。
そうこうしているうちに筆者に訪れた心境の変化……
────なんだかバカバカしくなってきた。
上司には順番を譲らないといけないのか? 子どもにはわざと負けてやらないといけないのか?
これまで信じてきた常識を疑いたくなるシチュエーションの連続に、こころが解き放たれる……。常識とは真逆の行動を「わざと」とりたくなってくる。
そうして全100問を解くと、ちょっとしたエンディングとともに診断結果が示される。余談だが、このエンディングも必見だ。
「多少は空気が読めるがデリカシーに欠ける長女」という結果が出た。これ、まんま筆者だよ!
自分では空気を読んでいるつもりなのに、平気で人の前を横切ってしまう筆者を、見てきたかのような的確な診断結果。
シュールなゲーム内容に反して分析は本格的で、「知識」「役割理解」「共感」「洞察力」「タイミング」という5領域で点数化してくれる。
空気を読める人というのは、一般常識をもち、自分の役割を理解した上で状況を洞察したり他者の気持ちを想像できて、なおかつタイミングよく行動できる人ということだ。
・リトライ
終盤かなりキャラ崩壊して、おかしな行動をとってしまったので……と言い訳しながらもう1度プレイする。今度は筆者のもてる限りの良識と判断力を発揮して、「これが正解だろう」という行動をしていくぞ。
操作するのは必ずしもヒトではなく、スイッチだったりアイテムだったりいろいろで、シチュエーションも現実場面ばかりではない。よく考えても正解がわからない設問もあったが、全力を出してプレイしたつもりだ。その結果……
1000点満点中の555点、「普通に空気が読める人情に厚い大工の親方」という結果だった。まだ半分くらいの得点かー! これ難しいな。
・5月10日まで11%オフ!
基本的には平和なゲームだが、権利関係が心配になるようなギリギリのパロディや、下ネタもある。筆者的には「アウトだろ」という表現もあった。IARC12+で、12歳以上推奨だ。少々毒々しいブラックユーモアも見られるので、大人向けと考えた方がいいだろう。
1度クリアすると、ひたすら空気を読まずボケをかませる「読まない。」モードや、1問ずつ解けるチャプターモードが解放される。2人で操作するモードもあり、パーティーゲームとしてはかなり盛り上がりそう。
配信を記念して、いまなら11%割引セールを実施中だ。日本語だけでなく、英語、韓国語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)にも随時対応とのこと。これ、世界の人々の目にはどう映るのだろう。反応が気になるところだ。
参考リンク:マイニンテンドーストア『みんなで空気読み。3』
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.
冨樫さや









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