連載開始からまもなく四半世紀。ジャンプ掲載は1000話を超え、名実ともに日本を代表する少年漫画『ONE PIECE』だが、グリコのプリッツが “パッケージを利用した” コラボをスタートした。
普通、菓子箱パッケージのコラボといえば、デザインが何種類かあるとか、メッセージを書きこめるとか、せいぜいそんなところだ。
ところが、今回はちょっと違う。ワンピースキャラの「ぬりえ」がついているのだが、その内容が質・量ともにガチなのである!
・「ONE PIECE 大人塗り絵」第1弾(全20種類)
対象はプリッツ(旨サラダ・熟トマト・香りロースト)、超カリカリプリッツ(クリスピーピザ味・バターしょうゆ味)の5種。お菓子売り場で見かけるプリッツほとんどすべてといっていい。
驚くのはぬりえの種類。19種+シークレット1種の全20種類もある!
それが初級・中級・上級に分かれていて、たとえばルフィであれば3頭身にデフォルメされた初級から、原作漫画さながらに細かく描きこまれた上級までと、3パターンもあるのだ。
チョッパーも中級と上級では細かさが明らかに異なる。同じキャラクターでもまったく違う印象のイラストになっている。
テーマは「自分時間を “どっプリ” 楽しんでいる様子」で、キャラクターのプライベートが垣間見られる1枚になっている。ファンにはたまらないチョイス。
さらに、初級9種、中級5種、上級5種はそれぞれ「続き絵」になっていて、連作としてイラストをつなげられる。これは集めたくなるでしょ!
しかし筆者の確認したところ、1ロットに初級・中級・上級が混ざってランダムに販売されており、1カ所の売り場ですべてを見つけることは困難。おまけにシークレットまであるというから、目的のキャラに出会うのは宝探しのようなもの。
ちなみに内袋もワンピース特別バージョンだぞ。
・塗ってみよう!
せっかくなので塗ってみたいと思う。上級バージョンのナミに挑戦。あいかわらずのナイスバディだ。
パッケージはツルツルの厚紙なので、マーカーは向かない……ような気がするのだが、家にあるはずの色鉛筆がどうしても見当たらない。後述するが、ペンだと格段に難易度が上がるので色鉛筆推奨だ。
上級は原作漫画の1ページのような緻密な絵柄。背景までしっかりと描きこまれている。洋服店でショッピング中のナミだ。
ただしアルコールマーカーでは、やはり紙がインクを弾き、筆跡がくっきりはっきり残ってしまって難しい。溶剤で溶きながら、なんとかごまかす。
しかし、ぬりえ楽しいな! 手のひらにのるプリッツサイズで、1~2時間で終わる気軽さなのもよい。
続いて初級のナミだ。こちらは大胆にデフォルメされているが、セクシーな腰パンは健在。
ざくざく塗っていって、2枚が完成! 筆者の技術不足による色ムラはあるが、線画の美しさは間違いない。どっちもキュートだなぁ。
ちなみに筆者は連載初期の同作にハマり、航海士になるにはどの学校に入ればいいのか本気で考えていた時期がある。その後も客船のスタッフになろうとするなど紆余曲折あったが、乗り物酔いがひどいので結果的には進学しなくてよかったと思う。
・SNSキャンペーン実施中
夢中で色を塗るのは楽しく、またリラックス効果があるとして「大人のぬりえ」が大ブームになったのは記憶に新しいところ。ワンピースぬりえも、上級だと大人でも難しいくらいのやり応え。親は上級、子どもは初級と家族で楽しめるぞ。
今回は入手できなかったが、上級のルフィやゾロがかなりかっこいい。こうなると、がぜんシークレットも気になる。
現在展開されているのは小箱タイプのプリッツだが、4月13日からは第2弾としてプリッツ大袋(ぬりえは3種類)が対象となる。完成作品の写真をTwitterまたはLINEで応募すると、抽選でオリジナルグッズが当たるキャンペーンも実施中だ。
参考リンク:プリッツ キャンペーンページ
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
▼プリッツ キャンペーン
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— Pretz Japan (@PretzJP) March 2, 2021