人生ガッツいてなんぼ。そんなあなたに朗報だ。大阪王将が、2021年2月10日より『50年目の情熱追い玉カツ丼』を販売している。ネーミングからしてガツガツして、暑苦しい感が伝わって来るではないか。

うむ……良いな。とある筋からの情報(公式HP)によると、カツにラーメンスープを染み込ませているらしい。ヤバない? ってか、カロリーもヤバそうやん? こんなの、食べるしかないじゃんかよ! 

・厨房の人も困惑しているかもしれない

『50年目の情熱追い玉カツ丼(税込1090円)』はサックサクに揚げたカツに、上記した通りであるが香味油が特徴のラーメンスープを染み込ませ、トロトロの半熟卵と絡ませているとのこと。

トッピングは温泉卵と、ピリ辛の「ラー鉄ブレンドスパイス」だ。聞くからに油々しい。なにがどうなって、商品化に至ったのか。社内に誰か、止める人はいなかったのか。

きっと厨房の人も「なんじゃこりゃ」と思いながら、作っていることだろう。知らんけど。

・すごくラーメンのにおいがする

さて、考えていても仕方がないので注文だ。記者がお邪魔した店内は、わりかし混雑していたのでテイクアウトすることに。しばらく待った後、店員さんがアツアツを手渡してくれた。

受取り、袋の中を覗くと……めっっっちゃラーメンのにおいする!! 目をつぶって何か当てろと言われたら、ラーメンと答える程にはラーメンだ。

不安に思いながらも、持ち帰り開封。今度はラーメンだけでなく、揚げ物特有のにおいもしっかり感じられる。テイクアウトでは白米と具とが別になっていたので、いざ具を乗せようとしたところで白米の上の「ラー鉄ブレンドスパイス」に気付く。

ちょびっとつまんで、それだけ食べてみたところ、これが美味しい。ピリ辛でありながら、ただ辛いだけではない。後を引くしっかりとした旨味がある。このスパイスだけでも、家に常備したい勢いだ。

そんなこんなやりつつ、いざ『50年目の情熱追い玉カツ丼』本体をいただきます。カツと白米とをレンゲでガッとすくい、口に放り込む。ふむふむ、めっちゃ味濃いね!! ビール飲みたい! 

ラーメンスープを染み込ませているとの話だが、そんな生易しいものではない。ラーメンの中に、そのままかつ丼をぶち込んだような味だ。ワイルドなのだ。しかし、それがカツの脂と絶妙に合う。

途中で挟まる「ラー鉄ブレンドスパイス」が一瞬、口内をサッパリさせてくれるような、させてくれないような。お腹が空いていたこともあり、ガガガと一気にかき込んでしまった。美味しい美味しい!!!! 

謎に高まるテンションと共に、一気に平らげてしまった次第。ふはあぁぁぁ~~、もうしばらくカツは食べなくてよいかな。そう思えるほどに、1椀で大満足することができた。

そんな『50年目の情熱追い玉カツ丼』は期間限定商品。終売予定は4月11日とのことだ。ガツガツ行きたいそこのあなた、今晩にでもガッといっとけ!!!!

参考リンク:大阪王将「50年目の情熱追い玉カツ丼」
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼大阪王将「50年目の情熱追い玉カツ丼」

▼めっちゃラーメンの匂いがする

▼カツがデカい

▼味濃い目だけど美味しかったよ

▼テイクアウトしたら、レンゲもついてきた