キティちゃんを筆頭に日本中……いや、世界中の女子たちに夢を与え続けるサンリオのキャラクターたち。その愛らしさはディズニーに勝るとも劣らず、サンリオが日本No.1カワイイ企業であることは疑いようがない。むしろ1度も刺さらなかった女子を探す方が難しいほど、サンリオのキャラクターの可愛さは突出している。
さて、そのサンリオのキャラクターの中でも比較的高い知名度を誇る『リトルツインスターズ』をみなさんはご存じだろうか? 青い髪の毛の弟「キキ」と、ピンクの髪の毛のお姉ちゃん「ララ」の双子『キキララ』で知られるキャラクターのことである。みなさんはそのキキララがカレーとオムライスになったと聞いたら、どんなものを想像するだろうか?
・ピューロランドデビュー
つい先日のこと、私、P.K.サンジュンは42年の人生で初めてサンリオピューロランドに足を運んできた。すでにピューロランドデビューを果たしている4歳の愛娘にせがまれて、内心致し方なく重い腰を上げた次第だ。どれだけサンリオのキャラクターたちが可愛かろうと、42歳のおっさんのハートを撃ち抜くのは至難の業である。
結果的には色々と感心させられることが多かった初ピューロランドだったのだが、その話は機会があればいずれまた。そんなことよりも私が驚愕したのが、冒頭でお伝えしたキキララのカレーとオムライスである。
・キキララとは
念のためキキララをご存じない方のために説明しておくと、公式サイトには以下のようにあった。
「ゆめ星雲のおもいやり星でうまれた双子のきょうだい星。立派に輝く星になるために遠い星の国からやってきました。お姉さんのララは、こわがりで、ちょっぴり泣き虫。絵や詩をかくのが大好き。お料理が得意。弟のキキは、好奇心旺盛で、ちょっぴりあわてんぼう。星つりと発明が大好き」
出だしから「ゆめ星雲」で始まるプロフィールは、世界広しといえどもキキララ以外には考えられない。特徴的なのはやはりそれぞれの髪の毛の色で、キキに関しては暫定で「世界一青い髪の毛が似合う男の子」に認定してもいいレベルであろう。とにかくキキと言えば青髪、ララといえばピンクの髪なのだ。
で、いくつかのショーを鑑賞し、お昼ご飯を食べに場内のフードコートに向かったときのことである。可愛らしさ全開のメニューがズラリと並ぶ中、2度見せざるを得ないメニューを発見してしまった。それが「キキのお星さまハンバーグブルーカレー」である。
・キキのカレーとララのオムライス
ポスターにあるキキのブルーカレーはマジのマジでブルーでしかない。そんじょそこらの青ではなく、青以外の言葉では形容のしようがないほど完全体の青だ。とはいえ、実際は違うんでしょ……? ポスターだけは大げさに青くしてるんだよね……? と思いつつ実物を見てみると……!
青パねぇぇぇええええ!!
ポスターは偽りでもなんでもなく、ただ純粋に「キキのお星さまハンバーグブルーカレー」を映し出しているだけであった。こんな青いカレー、子供は怖くて食べられないだろ……と思いきや、
娘は普通に食べていた。
味としては至ってシンプルなカレーライスであり、むしろ子供の方が先入観なく美味しくいただけるのかもしれない。私的にはやや気味が悪かったが、それでも味自体は悪くなかった。まさかキキをここまでのクオリティで再現してしまうとは……! サンリオ、おそるべし。
さらに気になり調べてみると、違う階のフードコートには「ララのお星さまハンバーグピンクオムライス」があるというではないか。これも行くっきゃあるまい……というわけで、「ララのお星さまハンバーグピンクオムライス」を注文してみると……。
こっちも再現度たけぇぇぇええ!
ピンクのソースはクリームソースで、一般的な料理名に変換するならば「オムライスのクリームソースがけ」とでもなるだろうか。こちらも味としては申し分なく、普通に美味しいオムライスである。また、端的にピンクの方がまだ青よりは抵抗感は少なく、のどにも入って行きやすかった。
ピューロランドを訪れる前、私は「キャラクター名の料理」と聞いてもせいぜいキャラの器を使用している程度だと思っていた。だが実際は、キャラクターを忠実にガチ再現してしまうほどそのクオリティは圧倒的だ。サンリオの本気度はマジでヤバすぎる。そして感動した。
なお、どちらも「リトルツインスターズ45周年メニュー」として期間限定で販売されているメニューであり、価格はそれぞれ税込み1400円。先述の通り、それぞれ違うフードコートで販売されている。サンリオピューロランドを訪れた際はぜひご賞味いただきたい。
参照元:リトルツインスターズ 、 サンリオピューロランド
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼サンリオピューロランド、思ってたより俄然楽しかった。コレ、みんな覚えてる?