自分でも驚いている。なぜならここ最近、すこぶる体調が良いのだ。成人して以降、これほどまでに風邪ひとつひかない期間があっただろうか。「今、私めっちゃ健康してるーっ!」と、思わず小躍りしそうになるほどである。

しかし、特別なことなど何もしていない。普段通りに、ボーっと暮らしているだけだ。はてさて、どうしたことだろう。振り返ってみると、コロナ禍でいつも以上に引きこもっていることに気づく。そういえば半年以上、真剣な外飲みしてないやん……。

・外飲みは月に数度の楽しみ

自己判断なのでなんともはやではあるが、記者はまあまあ酒を嗜(たしな)むほうであろう。どのくらい嗜んでいるかというと、ざっと少なく見積もっても1カ月のうち15日ほどは飲んでいると思う。要するに2日に1回は飲んでいる計算だ。

そういえば、コロナ禍以前は外飲みする機会もそこそこあった。月に4~6回はあったかもしれない。大勢で飲むことはもちろん、少人数で、なんなら1人でも飲んでいた。我がことながら、結構よく飲んでるな。

時には1軒では飽き足らず、2軒3軒とはしご。カラオケやバーに行くことも、たびたびだった。酔っぱらった中で行くカラオケって、なんであんなに楽しいんだろう。あの楽しさにいつか名前を付けたいと思っている、ここ最近である。

・手洗いうがいにマスク装着

ただ、コロナ禍でそんな楽しい外飲みをしなくなった(ちょっとしたご飯を食べに行ったついでに、ビールを1杯飲むことはあるが)。行きつけの飲食店の存続を、この目で確かめに行きたいところではあるが、悲しいかなナカナカ難しい。

そうして引きこもっていると、あら不思議。冒頭にも書いたように、体を壊さなくなったという訳である。これまで各メディアを通じて聞こえて来る “夜の街” について、個人的には「標的にし過ぎででしょー」と思ってはいた。

しかしながら、自分の体調を顧みるに「うーむ」と考えさせられてしまった次第だ。なにより、どこへ行くにもマスクを装着し、手洗い&うがいを欠かさず行うようになった点がデカいだろうか。

これまでは手洗いはさて置き、うがいは常にやっていた訳ではない記者。今にして思えば「なんでやねん!」と突っ込みたくもなるが、自分は丈夫であると思い込んでいたからこその愚行である。そう言えば幼稚園で、手洗いうがいの大切さを習ったっけ。

要するにコロナ関係なく、それらは “やるべきこと” ということだろう。コロナ禍により、そんな当たり前の大切さに気づかされた。今後は飲み歩きも(できる限り)ほどほどに、身の回りを清潔に保って行くことにしよう。そんなことを考えている、三十路の酒飲みの話でしたとさ。

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.