2020年7月24日午前9時から、Amazonのタイムセール祭りが始まる。期限は同月26日の23時59分まで。その間に税込1万円以上の買い物をすると、最大5000ポイントが付与されるとのことだ。

Amazonでは1ポイント1円で利用できるから、実質最大5000円の商品券が手に入るようなもの……と言われなくても、過去に何度も似たようなキャンペーンが開催されているので、慣れた人なら時期だけ押さえておけば十分だろう。

ただ、意外と仕組みがややこしいのが、Amazonタイムセール祭りでもある。慣れていないと、「買いまくったのにポイントアップになってなかった〜。ただ浪費しただけじゃん!」という事態になりかねない。そうならないために、やっておくべきことを紹介しておきたい。

・必須の2つ


■エントリー

■期間中に税込1万円以上の買い物


絶対に必要なのが、上の2つ。キャンペーンのエントリーを忘れてしまったら元も子もない。エントリーはすでに始まっており、キャンペーンサイトにアクセスすれば可能だから忘れずにやっておこう。それから、期間中に税込1万円以上購入することがポイント発生の条件なので、それを満たさなければ意味がない。

では、上の2つさえやっておけば自動的に最大5000ポイントが付与されるかというと……そういうわけではないのだ。7月24日から始まるAmazonタイムセール祭りは、以下のようにポイント率が決まっている。


■プライム会員 → 2%

■Amazonのショッピングアプリを使う → 1%

■Amazon Mastercardを使う → 最大4.5%


例を挙げると、Amazonプライム会員の人が、Amazon Mastercardのゴールドカードを使ってアプリから買い物をすると、2% + 1% + 4.5%で7.5%のポイントが付与される。1万円買い物したなら、750ポイントだ。しかし、プライム会員ではなく、Amazon Mastercardを持っていない人がPC経由で買い物をしたところで、ポイントは発生しない

詳しくはポイント早見表を確認していただきたいが、エントリーしたあと期間中に税込1万円以上買い物をしても、ポイント率がゼロなら「キャンペーン適用外」になってしまう。

逆に言うと、アプリを使えば最低でも1%は確保できる。プライム会員という条件も加わると、1% + 2%で3%だ。まぁ「最大5000ポイントまでのイベントにそこまで出来ないな〜」って人だっているだろうが、アプリくらいなら手間ではないはず。持っていない人は、ダウンロードしておくといいかと思う。

それから、ポイントアップの対象には一部例外がある。キャンペーン細則によれば、Prime Videoなどの定額料金、Amazonギフト券やAmazonコイン、予約商品等などがそう。これらは対象外なものの、基本的にAmazonの全商品が対象だ。

なので、キャンペーンが始まる前に欲しい商品を見つくろっておき、カートか「欲しい物リスト」に入れておくとスムーズだろう。あとは、キャンペーン期間中にセールになっている商品をチェックし、欲しいものがあれば追加して決済すればいい。

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・フライングしてカートに入れた商品は無効?

ここで、キャンペーンの前にカートに入れた商品でもポイントアップの対象になるの? ってことが気になる人だっているかと思う。結論から言えば、問題ない。Amazonのカスタマーサービスの人が、チャットで教えてくれた内容をそのまま伝えると……


「キャンペーン期間中に決済されたものが対象となりますので、それ以前にカートに入れていた商品でも結構です


とのこと。Amazonの人から「内容を記事で紹介するのはいいけど、チャットのキャプチャー画像は使わないでね〜」と言われたので本記事にキャプを貼れないのがもどかしいが、とにかくフライングしてカートに入れてもOKだ。


・ネット上には「フライングカートインした商品は無理説」も

ちなみに、ネット上には「事前にカートに入れていた商品は無理説」もある。「Amazonタイムセール祭り ポイント」でググると、そのような趣旨の記事だってヒットする(2020年7月21日時点)が、Amazonの人が上のように言うのだから間違いない。

少なくとも、7月24日午前9時から始まるAmazonタイムセール祭りでは、大丈夫だ。


・セール価格で登場する商品の一部がすでに発表

ざっとこんなところだろうか。あとは、「タイムセール期間中に、セール価格で登場する商品の一部がすでに発表されているよ」ってことくらい。それによると、今の時点で20万円近くするゲーム用PCや10万円近くする50型のテレビ、タブレットに日用品や食品、スポーツ用品までが対象になっている。

見ていると いやが上にもテンションがあがる……、気持ちが高ぶりすぎて、エントリーを忘れたままタイムセールで購入してた! ってことにならないようご注意を。

参照元:Amazon タイムセール祭り [1] [2]、キャンペーン細則ポイント早見表、アプリ(iOS / Android)、Google ニュース検索
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.