どこの家庭にもひとつやふたつ、「あれは何だったんだろう……」と思い返す謎の料理があるはずだ。ということで今回から始まったリレー連載が『カーチャンが昔よく食べてた謎の料理』であるが、もしかしたら今回が最終回かもしれない。

それはまあさておいて、記念すべき第1回目は、私(羽鳥)の母がよく食べていた謎のトースト、その名も『のりマヨトースト(←母命名)』の作り方を母から詳しく教わったので情報共有しておきたい。

・「大人の味」な雰囲気がした

こちらの『のりマヨトースト』、今から35年くらい前だろうか、本当に母はしょっちゅう作っては食べていた。おいしそうに食べていた。パリパリと。おやつがわりに。

しかし、なんだか「大人の味」な雰囲気がしていたので、幼き私は一度たりとも「食べたい」とは思わなかった。でも今は、ちょっと食べてみたい。私も大人になったということだろう。


・材料と作り方

用意するのは、食パンとバターと醤油とマヨネーズと のり。なお、この「のり」は「味のり」でも良いとのこと。作り方も、いたって簡単。


まずはパンを焼きまして〜


バターを塗る。のちにマヨネーズも加わるので、そこまで多くなくてOKとのこと。


お次は、醤油を少したらす。


んで、マヨネーズをブンニュと均一に塗る。


そして、のりを敷いて……


完成!!

なお、ポイントは「すぐに食べること」。のりのパリパリ感を感じつつ、複雑な味わいを楽しむのが『のりマヨトースト』の一番美味しい食べ方らしい。

てな感じで、パリパリのうちに食べてみたところ……


ほう……これは……!!


う〜ん……。なんだろうこれ。美味しいんだけど、なんだろう……。難しいぞ……。なんとも形容しがたいジャンクな味……。何に近いかといえば……ピザ? マヨ的な和風のピザ? ハイカラというか。う〜ん、おもしろい味!


ちなみに、こちらの『のりマヨトースト』、その当時ハヤリの食べ方だったりメジャーな食べ方だったりしたのかと聞いたところ、答えはNO。母いわく、「その昔、親戚のおばさんに教えてもらった食べ方」とのことである。おそらく40年以上も前のことだろう。


私は今回初めて食べたが、なぜか無性に懐かしく思えた。母が食べていた記憶が蘇ったというのもあるとは思う。しかし、味自体が「レトロな味」をしているのだ。「大人の味」ではなく、「いい時代の味」がそこにはあった。「1980年代の味」というか。また食べよう。ノスタルジックな気持ちの時に。

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24