考えようによっては、ペヤングほど正直な商品はないのかもしれない。「にんにくMAXやきそば」は恐ろしいほど にんにくMAXだったし「獄辛やきそば」は地獄の如くマジで激辛かった。その正直者のペヤングの新商品が『超大盛やきそばマシマシキャベツ』である。

超大盛やきそばマシマシキャベツ──。なんて正直で、なんて馬鹿な商品であろう? ファミリーマートで先行発売されている同商品を購入して食べてみた私、P.K.サンジュンはそう思わずにいられなかった。そう、ペヤング『超大盛やきそばマシマシキャベツ』は商品名そのまんまの内容だったのだ。

・ファミマで先行発売中

2020年4月6日の一般発売に先駆けて、3月9日からファミリーマートで先行発売されているペヤング『超大盛やきそばマシマシキャベツ』。メーカー希望小売価格は税別300円で、通常のペヤングの2倍の麺の “超大盛やきそばシリーズ” となっている。

それにしても、マシマシキャベツとは清々しいほど馬鹿な商品ではないか。よくよく考えてみるとただキャベツが多いだけで、実は「普通のペヤングソースやきそば」なのだ。問題はどれだけキャベツが多いのか? キャベツがちょっと多いくらいでは “マシマシ” と呼べない。


ところが──。


『超大盛やきそばマシマシキャベツ』のパッケージを開け、中身を取り出した瞬間にその心配は吹き飛んだ。なぜならば……


かやく超でけぇぇぇええええ!


何という本気度……! キャベツの量は少なくともいつもの10倍はある。乾燥した状態でもヤバいのに、お湯で戻したらどれだけのボリュームになるというのか? 3分待ってから湯切りをし、フタを開けてみると……!!


やっぱりすげぇぇぇええええ!!


なんというキャベツマウンテン──。これは文句なしに “キャベツマシマシ” である。ソースを絡めてから食べてみると、どんなに狙わなくても必ずキャベツが紛れ込んでくるではないか。むしろキャベツを避けて食べることは不可能。こんなにキャベってるペヤングは初めてだ。

・キャベツ多すぎ(笑)

とはいえ、先行して麺が無くなるのがペヤングの宿命(さだめ)。すると、隅っこの方に大量のキャベツ畑が……! 思った通り、ペヤング『超大盛やきそばマシマシキャベツ』は馬鹿正直なまでにネーミング通りの商品である。ひ・た・す・ら! キャベツが多い。

なお、味はいつも通りのペヤングなので、安心感があるといえば安心感があり、逆に予想通りと言えば予想通りの味であることは記述しておく。ぶっちゃけ「だから何?」と言われればそれまでなのだが、『超大盛やきそばマシマシキャベツ』はペヤングらしい正直者の新商品であった。

参考リンク:ペヤング
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼馬鹿で大変よろしい。パッケージもいいね!